明日、「セラピスト10月号」が発売となります。
最新号の特集は、「漢方アロマと、東洋医学の活かし方。」と、「カラーセラピー」。
いずれも、今の技術に加えることで、ワンランクアップすることが出来るメソッドです。
セラピストとして活動するためには、自身の軸となる技術やコンセプトをしっかり持ちつつ、そこに肉付けしてレベルアップできるメソッドを身につけることが望まれます。
お客さまに愛される人気のセラピストとして活躍している人たちには、こうしたスキルアップのための努力を欠かさないという共通点があります。
人気セラピストたちに共通する傾向は、さまざまありますが、「同業者のお客さまが多い」のも共通項の1つといえるでしょう。
本誌の読者は、セラピストとして活動している人が多いのですが、誌面に登場しているセラピストたちは、惜しげもなく自身の知識や技術、哲学を、同業者である読者に披露してくれます。
正直、「同業者には教えたくないな……」と思われる内容もあると思うのですが、本当に惜しげもなく公開してくれる方が多いのです。
その度合いが強ければ強いほど、読者であるセラピストの共感を得て、その結果、誌面をご覧になった同業者が、サロンにお客さまとして足を運ぶというケースもよく聞きます。
サロンを訪れた読者であるセラピストたちは、同業者を大切にする誌面に登場したセラピストのことを、さまざまな手段で紹介したり宣伝してくれます(しかも、彼女たちの宣伝力やネットワークは、あなどれません)。
それは、同じセラピストとしての「仲間意識」や、素晴らしい技術と哲学に対する「尊敬の想い」が、そうさせるのかもしれません。
そして、「プロに認められた」という説得力が、次のお客さまを呼んでくれるのです。
セラピストが、同業者同士による交流会やセミナーを開催するケースは昔からありますが、同業者を大切にするセラピストほど、後に人気セラピストとして活躍しているようです。
稲村