こんにちは。
セラピスト編集部の半澤です。ようやく秋めいてきましたね。
さて今回は、アロマ香水づくりの講座の体験について書きたいと思います。
行ってきたのは、アクトインターナショナルさんの香水づくりの講座です。
この講座では、20種類の精油の中から5種類を選んでブレンドし、香水を作ります。
今回の香水づくりのコンセプトは、「なりたい自分」がテーマとのこと。
理想的な自分にふさわしい香水をつくることを目指し、講座がスタートしました。
まず先生が、精油の成分や効果・効能を説明。
さらに「精油の持つイメージ」についてユニークな解説をしてくださいました。
先生の「精油のイメージ」の説明が、すごく面白かったです。
例えば、
【イランイランエクストラ】……イランイランの「一番絞り」。
一番絞りなので、成分が濃厚で効果も強い。非常に妖艶な香り。
芸能人だと藤原紀香さんのような女性のイメージ。
【イランイランサード】……イランイランの「三番絞り」。
三番絞りなので、濃厚さは軽減され、すっきりとした印象に。
女性に例えると、キャリアウーマン。
芸能人だと米倉涼子さん。
イランイランの一番搾りが藤原紀香さんで、三番絞りが米倉涼子さん。
精油の特徴って覚えにくいものもありますが、
こういう例えがあると忘れないですよね。
なるほど~。
そしてひと通り精油の説明をした後、いよいよ香水づくり開始です。
まず匂いをかぎ、メインで1番多く入れたい精油、
2番目に量を多くしたい精油を選びます。
続いて3番目と4番目をセレクトし、最後にアクセントとなる精油を加え、
合計5種類の精油をブレンドします。
「なりたい自分」というお題があるものの、
基本的には好きな香りをチョイスしていきました。
私が選んだのは、
フランキンセンス、ベンゾイン、ユーカリグロブレス、
イランイランエクストラ、サンダルウッドの5種類。
普段はラベンダーやグレープフルーツなど定番と言われる精油を使うことが多いのですが、
未知なるブレンドの香りを知りたくて、あえていつもと違う精油を選びました。
次に、メインの精油をどれにするか決めていきます。
私が最初に選んだのはベンゾイン。
ベンゾイン、ご存じの方も多いかと思いますが、
バニラや赤ちゃんの匂いのようなめちゃくちゃ甘い香りです。
実は個人的にベンゾインを持っていたものの、
使い方が分からず放置したままだったので、
今回使ってみたいと思い切って抜擢?しました。
しかし、先生から「ベンゾインがメインだと強すぎるかも・・・」とご指摘が。
1番目の精油は当然ながら香水の主たる匂いになるので、
選び方を慎重に考えたほうがよいそうです。
そこでベンゾインを1番目から除外。
「ユーカリをメインの精油にするとベンゾインの甘さが抑えられる」と聞き、
ユーカリグロブレスをメインに変更し、
ベンゾインを3番目に持って行きました。
すると香りの濃さが抑えられ、適度に甘い感じに。
ビーカーにアルコールと選んだ精油を入れ、かき混ぜて、完成です。
他の参加者さんは、グレープフルーツをメインにした爽やかなものや
イランイランエクストラがメインの香水を作っていました。
完成後、参加者全員で出来上がった香水を披露しあったところ、
皆さんそれぞれに合った香りで、しかもどれもかいだことのない匂いばかり。
オリジナルのフレグランスってすごいなあと改めて思いました。
私が作った香水のブレンドは、結果的にこのようになりました。
ユーカリグロブレス 1.2ml
フランキンセンス 0.8ml
ベンゾイン 0.5ml
イランイランエクストラ 0.5ml
サンダルウッド 1滴
アルコール 50ml
「なりたい自分」というテーマとしては、
しっかりと根を張った包容力のあるお父さん(ユーカリグロブレス)と
赤ちゃん(ベンゾイン)に、
藤原紀香さん(イランイランエクストラ)が時折顔を出しているブレンドなので、
家族っぽい雰囲気にでもなりたいのかなと自己分析。
匂いをかいでみると、
さっぱりした香りがしたと思いきや、甘い感じもやってくるという
不思議な香水となりました。
香水講座、すごく楽しいので、おすすめです。
次回も、体験した講座やセラピーについて書きたいと思います。