セラピスト編集部のササキです~。
ついに今日から長袖を着ました…。
本当に夏が終わったんだなという感じです(もう10月ですが…)。
前回、長崎で触れ合ったアニマルたちの話を書きましたが
今回は、長崎で食べたものの一部をご紹介します。
長崎という地が初めてだったので、長崎グルメの
いわゆる「元祖」や「老舗」を中心に回りました。
まずは、長崎といえばちゃんぽん!
全国的に有名なちゃんぽん、発祥は「四海樓」というお店。
明治32年創業の老舗です。
福建料理の「湯肉絲麺(とんにいしいめん)」を
日本風にアレンジした「支那饂飩(しなうどん)」が
「ちゃんぽん」と名を変え、今や長崎料理の代名詞的存在です。
昔は平屋の小さな中華料理店でしたが、現在は超立派なビルディング!
お土産フロアや「ちゃんぽん博物館」などもあり、観光地みたいなもんです。
レストランは5階にありますが、
一面ガラス張りのフロアからは海が一望できます。まさに観光地!
で、ちゃんぽん注文です。
このフタ付きバージョンは、昔のスタイルを踏襲した復刻版になります。
器も少々小さめ。
お味は…美味しいです。
ただ、どのくらい美味しいかといえば”美味しいけど感動はしないレベル”。
東京にあるちゃんぽんの有名店も、同じくらい美味しいですね。
「元祖を食べた!」という経験値を得たのが最大の収穫です。
続いて、トルコライス!
長崎のB級グルメですね~。
ピラフ、ナポリタンスパゲティ、デミグラスソースがかかった
トンカツというトリオの、ハイカロリーな洋食メニューです。
「1950年代に長崎で生まれた」という以外、
名称を含めてその由来が不明というミステリアスな食べ物です。
ちなみに、長崎風の他に大阪風、神戸風が存在します(詳細は割愛)。
発祥と言われる店も数店あるようですが、
今回はその中の一つである喫茶店「ツル茶ン」へ。
余談ですがこのお店、九州で初めての喫茶店とも言われています。
はいトルコライス!ドン!
どうですか、見るからにハイカロリー。
これ、朝食で食べました…。
味の感想の前に、お腹いっぱいです…。
最後にご紹介するのは、これも実は長崎名物、ミルクセーキです。
「セーキ」の語源は「シェーキ」、
つまりミルクセーキとはミルクシェイクのこと。
シェイクですから当然飲み物なのですが、
長崎のミルクセーキは飲み物というよりもむしろシャリシャリのアイス。
食べ物と言った方が正しいのです。
で、老舗の甘味屋さん「志らみず」へ。
そして、こんなビジュアルですミルクセーキ。
シャーベット風なので、甘さも気にならずにさっぱりといただけます。
30℃を超える日に食べたから、おいしい!
「なぜ長崎以外のミルクセーキはこうじゃないのだ!」
と、叫びたくなります。
さて長くなってしまったのでここまでにしますが、
他にもカステラ、皿うどん、シースケーキなど、長崎グルメを堪能しました。
港町として栄えた長崎。
中国から来る人も多く、ちゃんぽんが生まれ、親しまれていった。
欧米との関わりが深く、
トルコライスのようなハイカラな洋食を親しむ土壌があった。
坂道が多く、夏は暑さと相まって体力が奪われる町で、
身近な材料から生まれたミルクセーキ。
名勝や歴史的建造物もそうですが、
その土地の名物料理は、その土地の歴史を反映しています。
面白いですね。
では最後に、面白いデザインカプチーノを紹介します!