こんにちは~
編集部の諏訪です( ・(ェ)・)
9月29日土曜日に、
ハーブ&アロマアドバイザーの三上杏平先生の香りの勉強会に参加しました。
三上先生は、長年にわたり日本香料工業会技術会員を務めるなど、
30年以上香料の開発やハーブの研究をされています。
また、精油研究の第一人者として精油の効用、効果や安全性についても啓蒙活動中
。
みなさんご存じの著書も多数ある「香り」の大先生です!
この日は、ラベンダー類やミント類、柑橘類の香気とその成分を嗅ぎくらべ、
その相違点を認識するという講座。
アロマは大好きですが、初心者なのでついていけるか不安に・・・
そんな不安はさて置き、講座はスタートです。
講座の教室となるのは、御茶ノ水駅徒歩2分の「日本フレーバー・フレグランス学院」。
この学院は「香りのプロ」を養成する学校で、本格的に調香技術を学ぶことが出来る専門校。
卒業生は化粧品会社や製菓会社でご活躍しているそうです。
教室内は香りの瓶が所狭しと並んでいます。天然香料、精油その数なんと200種類以上!
「香り」好きには夢の空間ではないでしょうか。
この学院の協力のもと、各精油の香気特徴成分の香りのサンプルを嗅いで
、
精油との相違点を認識いたします。
まずはラベンダー類の中の「アングスティフォリア」から!
ラベンダーの優しい香りとやすらぎで深いリラックス状態に。
そしてその香りを覚えつつ、その成分となる
・リナロール
・酢酸リナリル
・ラバンジュオール
・酢酸ラバンジュル
を順番に嗅いでいきます。
リナロールはモノテルペンアルコールの一種で、スズランやベルガモット様の芳香を持つため、
大量に
香料として使用されています。
酢酸リナリルやvラバンジュオール、酢酸ラバンジュルもそれぞれの特徴と香りを持っています。
成分の香りを嗅ぐ
のは始めて!
次々に成分の香りを嗅いでいきます。
短時間で、こんな香りを嗅ぐのは始めて。
というか、私はすぐに香りを忘れてしまうのですが、参加されてたセラピストさんは
ひとつひとつの香りの特徴を鮮明に覚えていてびっくり!
さすがです。
ラベンダー類は、この後
ラバンジン(カンファー、ボルネオール)
ラベンダースパイク(1.8-シネオール)
ラベンダーストエカス(フェンコン)
の香気と主な特徴成分を嗅ぎくらべました。
個人的に、ラベンダースパイクの香りが好きでした。
続いて、次は柑橘類。
柑橘類の精油は大好きなので、楽しみ☆
まずはオレンジスィートを嗅ぎます。
一気にリフレッシュ!ラベンダー類の香りを嗅ぎすぎて、若干頭がぼーーーっとしてきてたので助かりました。やっぱ柑橘系はどんな時でも私を助けてくれる香りです・・・(ノ_・。)
ではでは、成分をご紹介!
・オレンジスイート(リモネン、アルデヒドC-8、C-9、C-10)
・レモン(シトラール、β-ピネン、γ-テルピネン)
・グレープフルーツ(ヌートカン)
・マンダリン
・マンダリンプチグレン(メチルアントラニレート)
・ネロリ(αピネン、αテルピネオール)
そして後半は花精油の特徴に移ります。
・ジャスミンAbsとイランイラン(インドールと酢酸ベンジル
)
フトモモ科のティートリーとニアウリも。
そして最後に、ミント類でフィニッシュ!
ペパーミントに和ハッカ、スペアミントなどを嗅いで頭が冴え渡りました。
日本フレーバー・フレグランス学院の講師の方に、
生産地の違いによるミントの香りを嗅がせていただきました。
同じペパーミントでも、アメリカ内の生産地が違うだけで、
私でも違いが分かるほど香りの相違が分かります。
まだまだアロマ初心者の私にはレベルが高い内容でしたが、
香りの奥深さを身をもって知ることが出来ました。
こんなにたくさんの香りを嗅いだのは、人生で始めてです。
鼻がびっくりしていました(笑)。
日本フレーバー・フレグランス学院では、セラピスト向けの講義も開催しているそうです。
香りの嗅ぎわけや特徴がしっかりと分かるようになれば、
今よりもっとアロマを楽しむことが出来る!と実感しました。
また、ブレンドをする力も相当つくかと思います。
日本フレーバー・フレグランス学院
http://www.niffs.com/
三上先生の知識の量と深さ、そして香りの嗅ぎ訳能力に感動した一日でした。
三上先生、ありがとうございました!
また素敵セミナーに参加したら、ここでご紹介させていただきます^^
諏訪