精油の蒸留会に行ってきました

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こんにちは。
セラピスト編集部のはんざわです。
先日、フィトアロマ研究所の「セージとクロモジの精油の蒸留会」に
行ってきました(紅葉の秩父)。

12_11_22_a.jpeg

セージの香りをご存じの方は多いと思いますが、
クロモジって?という方もいるかもしれません。
クロモジは、日本全国の低い山に生息し、
岐阜や伊豆などに多い木だそうです。

グリーン系のにおいですっきりとしつつも、
独特の香りがあり、くせになります。
私はシンナーのにおいにちょっと似たように思うのですが、
他の方はどうなんでしょう??
気づくと私はクロモジの香りをかいでおり、
中毒者の様相を呈しております。(^^;)

さてさて。
蒸留会では、クロモジの枝葉を乾燥させたものを
蒸留器のなかに入れていきます。

12_11_22_b.jpeg

クロモジの場合は、乾燥させますが、
湿った生の状態で入れたほうがよい植物もあるそうです。

蒸留器いっぱいまで材料を入れたら、蒸留を開始します。

12_11_22_c.jpeg

20分ほど待っていると、だんだんと、ハーブウォーターと精油が
蒸留されてきました。
下がハーブウォーター、
上の上澄みが精油です。

12_11_22_d.jpeg

45リットルくらいの袋いっぱいくらいのクロモジを使いましたが、
結局、出来上がった精油は5mlも無いくらいでした。

12_11_22_e.jpeg

↑上澄みの部分だけです!!

精油がいかに貴重なものであるかが分かりました・・・。

出来上がったクロモジのハーブウォーターと精油、
いつも嗅いでいるものよりさっぱりしていました。
3ヵ月ほど寝かせておくと、香りが熟成され、
もっと良いものに変化していくそうです。
できたてのハーブウォーターを買って帰ったので、
自宅で寝かせて、香りの変化を楽しもうと思います!(^^)

日本の植物でできた精油は、体の芯がゆるむような感じ。
精油づくりは、材料を集める人件費と手間がかかるため、
日本ではなかなか難しいそうですが、
(人件費の安い発展途上国で、原料となる植物が多く育てられているようです)
もっといろいろな日本産の精油ができるといいなあと思います。

秩父のみそポテトも激うまでしたよ~~。

次回もまた、セラピーなどについて書きたいと思います。
ではではまた。

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