こんにちは。
セラピスト編集部のはんざわです。
先日、フィトアロマ研究所の「セージとクロモジの精油の蒸留会」に
行ってきました(紅葉の秩父)。
セージの香りをご存じの方は多いと思いますが、
クロモジって?という方もいるかもしれません。
クロモジは、日本全国の低い山に生息し、
岐阜や伊豆などに多い木だそうです。
グリーン系のにおいですっきりとしつつも、
独特の香りがあり、くせになります。
私はシンナーのにおいにちょっと似たように思うのですが、
他の方はどうなんでしょう??
気づくと私はクロモジの香りをかいでおり、
中毒者の様相を呈しております。(^^;)
さてさて。
蒸留会では、クロモジの枝葉を乾燥させたものを
蒸留器のなかに入れていきます。
クロモジの場合は、乾燥させますが、
湿った生の状態で入れたほうがよい植物もあるそうです。
蒸留器いっぱいまで材料を入れたら、蒸留を開始します。
20分ほど待っていると、だんだんと、ハーブウォーターと精油が
蒸留されてきました。
下がハーブウォーター、
上の上澄みが精油です。
45リットルくらいの袋いっぱいくらいのクロモジを使いましたが、
結局、出来上がった精油は5mlも無いくらいでした。
↑上澄みの部分だけです!!
精油がいかに貴重なものであるかが分かりました・・・。
出来上がったクロモジのハーブウォーターと精油、
いつも嗅いでいるものよりさっぱりしていました。
3ヵ月ほど寝かせておくと、香りが熟成され、
もっと良いものに変化していくそうです。
できたてのハーブウォーターを買って帰ったので、
自宅で寝かせて、香りの変化を楽しもうと思います!(^^)
日本の植物でできた精油は、体の芯がゆるむような感じ。
精油づくりは、材料を集める人件費と手間がかかるため、
日本ではなかなか難しいそうですが、
(人件費の安い発展途上国で、原料となる植物が多く育てられているようです)
もっといろいろな日本産の精油ができるといいなあと思います。
秩父のみそポテトも激うまでしたよ~~。
次回もまた、セラピーなどについて書きたいと思います。
ではではまた。