セラピストとして活動する上で、さまざまなメソッドを学び、資格を取得する人が増えています。
アロマテラピーを最初に学び、その後、ロミロミやフラワーエッセンス、整体、カウンセリングなど、自身のメニューの幅を増やすために、積極的にスキルを身につけていきます。
中には、3年間の時間を費やし、鍼灸あんまマッサージ指圧師の資格を取得する人もいます。
こうして身につけた知識と技術は、セラピストとしての引き出しを増やし、クライアントのさまざまな症状に対応しやすくなるでしょう。
ただし、ここで気を付けなければならないのは、自身のサロンのコンセプトが変わってしまったり、軸がブレないようにすること。
セラピストとしての強みは何か、どんなクライアントを中心層にして活動するのか、そしてそれをどのようにPRしていくのかは、セラピストとして活動する上で、そしてサロンを運営するにあたって、必ず定めなければならないことだといえるでしょう。
それと同時に、資格マニアになってしまうことも避けなければなりません。
資格を取得しスキルを増やすことは、とても大切なのですが、ただインプットをするばかりでアウトプットをしない、施術の機会をもたない人も多いようです。
せっかく身につけた資格とスキル。
それを1人でも多くのクライアントに役立てられたらと願っています。
稲村