こんにちは~。
セラピスト編集部のHです。
今日は、東京ビッグサイトのクリエイターズEXPOに行ってきました。
素敵なイラストレーターさん&漫画家さんがたくさんいました!
(小誌で描いてくださっている、わたなべちはるさんのイラスト)
さて、今日のネタは、精油ブランドの話。
巷に数ある精油ブランド、みなさんはどうやって選んでいますか?
ちょうど1年前、
アロマセラピストであり、
ご自身のアロマブランド「ARTQorganics」を立ち上げた
アネルズあづささんにインタビューさせていただいたときのこと。
雑談のなかで、「どんな精油ブランドが信頼できるか?」という話題になりした。
セラピスト2017年4月号のオーガニック特集でも一部触れていますが、
オーガニック認証をきちんととっているメーカー(特に、Cosmos認証)
というのがアネルズさんの考え。
実際のCosmos認証を持っている畑に視察へ行くと、
管理などの質の高さがはっきりと分かるそうです。
そして、もうひとつの基準。
「ビジネスで精油をつくっているところではなくて、
創業者がアロマセラピストであるブランド。
アロマセラピストが立ち上げたブランドは、
質の大切さを何よりも分かっているから、信頼できることが多い」
それが、アネルズさんの基準。
アロマセラピストが創業した(または運営している)ブランド、
代表的なところでは、
イギリスなら、「ペニープライス」、
日本では、アネルズさんほか、
バーグ文子さんの「ロタンシェル」、
渡辺優子さんの「やわら香」などなど。
いろいろありますよね。
どれも大好きなブランドですが、
ペニープライスの「トラベル」ブレンドをかいだとき、
1メートル先から、透明感のある清涼な香りがすーーっと漂って来て、
一瞬で身体が変わりました。
また、他にも、カリスマ創業者が立ち上げたブランドとして、
「フレグラントアース」(ヤンさん)
「メドウズ」(ダーリンペインさん)
などもあります。
“創業者を信頼しているから、そのブランドを支持する”
アロマに限らず、
オーガニックやその他の製品でも共通することです。
その人を応援したいから、その人が作った商品を買う。
特にセラピストさんは、このような思いを持って、
消費活動をされている方も少なくないと感じます。
先日、取材させていただいた、リリーラインの小野玲子さんもその一人。
オーストリアの精油ブランド「Dr.エバーハルト」の卸をやっている小野さんは、
実際に創業者のエバーハルト氏(ダンディなおじさま)と出会い、その人柄にほれこみ、
卸売をされているそうです。
「全然、儲からないんですけどねえ・・・。
展示会に出れば出るほど赤字なんです。
でも、この香りをかいでいただいて、皆さんに喜んでもらえるのがうれしくて、
仕事をしてるんです」(小野さん)
これからは人の信頼(堀江貴文さんもおっしゃっているように)が、
いちばんの拡散力になっているんでしょうね。
雑誌やってる人間でありながらなんなんですが、
良い時代になったと思います。
作り手の感性や思いのエネルギーも含めて、心身がラクになる。
そんなセンスで物を選べるようになりたいです。
ちなみに、Dr.エバーハルトのブレンドオイル、「森の香り」というのを試したのですが、
ブラックスプルース、モミ、オレンジが入っていて、まさに森林浴な気分に。
成分的には、ヒポクラテスの体質診断の、「リンパ質」の方に向いてる感じがします。
(または、かに座、蠍座、うお座の方にも良いかも)
桜が終わって、次は5月のバラが楽しみです。
ではではまた〜。