「人生100年時代」、栄養バランスの肝は○○だった!

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こんにちは編集部Tです。
先日の「敬老の日」には“107歳の双子姉妹”のニュースなんかが話題になっておりましたが、本当に日本は長寿国ですよね。サービス業でも、高齢の方が生き生きと働いていらっしゃるのを見掛ける機会が増えました。社会は「人生100年時代」に突入しているなあと実感します。
そこで重要視されるのが、健康でいられる期間をのばす〝健康寿命〟の管理です。ただ生きているだけでなく、健やかな心身で100年を生き抜くことが望まれる時代となりました。

セラピストであれば「フレイル」「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」などのワードを耳にしたことがあるかもしれません。いずれも身体や心の衰えや低下にまつわる用語で、加齢を視野にしたとき向き合うべき問題を指します。これらを防ぐための大きな助けとなるのが、食事面でのアプローチ。
『セラピスト10月号』掲載の、管理栄養士・川上えりさんの連載「セラピストのためのプラスの栄養学」では、「人生100年時代をアクティブに生きる」をテーマに、この心身の衰えを防ぎ充実したライフスタイルを送るための食事のヒントをご紹介しています。

「老若男女問わずできることは、今の食事の見直しです。まずバランスに注目しましょう。栄養バランスの良い食事の目安は、主食・主菜1品、 副菜2品。間食またはどこかの食事に牛乳1〜2杯と果物1品です。このバランスは、揃えるようにしましょう。特に高齢の方はご飯とちょっとしたおかずで済ませる傾向にあり、たんぱく質不足が低栄養状態を引き起こしがちです。1日に必要なたんぱく質量は「自分の体重と同じ数字」と覚えてください。体重が50㎏の方であれば、1日に50gのたんぱく質量が必要になるというわけです。」(川上さん)

記事中では、活動するための筋肉量の低下を招く間違った食習慣や、改善策を解説しています。これからの人生を豊かに楽しく過ごすために、“今”からできる栄養素のポイントを押さえておきましょう。

ちなみに‥‥
秋が旬の「鮭」「かぼちゃ」も、動ける身体作りのお助け食材! ビタミンDの豊富な鮭は骨と筋肉を作るのをサポートしてくれ、ビタミンA・C・Eが豊富なかぼちゃは免疫強化にも役立つので、季節の味覚を取り入れながら美味しく健康な食生活を意識してみてはいかがでしょうか。

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