こんにちは~。
セラピスト編集部のHです。
みなさん、連休はお楽しみでしょうか?
我々編集部は、5月1日、2日は出社…。
連休明け5月7日(月)には、『セラピスト6月号』が発売になりますので、
書店などで手に取っていただけるとうれしいです。
さてさて。
今回はタッチングの話です。
山口創先生ほか、日本タッチ協会の皆さんが登壇する
タッチングセミナーが6月に開催されます!
(左から、日本タッチ協会の中川れい子さん、有本匡男さん、山口創先生)
クライアントさんへの触れ方について。
こだわっていないセラピストの方はまずいないでしょう。
おそらく、山口創先生の『手の治癒力』などをお読みになられた方も多いのでは。
本誌4月号の巻頭記事「触れるだけで、世界は変わる」でも、
山口先生や日本タッチ協会の皆様方に取材をさせていただき、
驚くような「タッチの効果」についてお話いただきました。
そっと触れるだけで
・大人も子どもも、気持ちが落ち着く
・幸せな気持ちになる
というだけでなく、
触れ続けることで
・子どもの発達が進むことがある
・歩けなかった人が、歩けるようになることがある
・クライアントの身体が勝手に動き始めることがある(野口整体の活元運動のような)
といった効果があるそうです。
必ずしも「絶対そうなる」という訳ではないのですが、
受け手としての体験であれば、実は私もあります。
クラニオセイクラル/バイオダイナミクスのセッションで、
前腕と指が勝手に動き始めたり、
骨がぐるぐるまわる感じがしたり(静止して寝ている状態なのに)。
こう書くと本当に怪しい人…ですが、体感としては、不随意の筋肉?何か?が起こる感じです。
それを体験したときは、「今のは一体何だったんだ!」と衝撃を受け、
あまり人には言えなかったのですが、
日本タッチ協会の有本さんなどは、昔からよく体験&目撃されているそうです。。。
(teateセラピーあるある)
先日読んだ、身がまま整体の片山洋次郎先生の『自分に優しくする整体』という本でも、
同じようなことが書かれていて、
「世の中の人があんまり知らないだけで、身体的には自然の反応なんだろうな」
と思いました。
ただやっぱりそんなビックリ体験は、
適当に触れていればなるものではなく、
“セラピストの質”が大いに関係あるようです。
このときセラピストは、
「ニュートラルで、自分の中心にとどまっていること」
と基本中の基本として言われる、このことが、
本当に大切なよう。
そういった質を持つ誰かが側にいてくれると、
人は、ざわめいていた心が鎮まり、身体の声が浮かび上がってくる。
そうすると、
誰かに自分の身体に癒してもらうことを超えて、
肉体だけではない、自分の身体との対話が起こり、
身体の気づきから心の気づき、そして自己治癒へと向かう…ような気がします。
「セラピストは、技術も大切ですが、
やはり、心身のありようが、一番施術の質に作用すると思います」
中川れい子さんは、そう教えてくれました。
そんなセラピストの心身のありようと、触れ方について、セミナーではじっくりと教えていただく予定です。
皆さんも興味がありましたら、6月4日のセミナー、ぜひご参加ください!
ではでは良いGWを!