身体の不調、心の悩み…原因は
感覚運動健忘症にあった!
普段は感じることのなかった身体、心。忘れてしまっていた本来のリラックスした感覚。
ハンナ・ソマティクスでは、ゆっくりと、伸びや緊張を「感じながら」「動く」ことで本来備えていたはずの生き生きとした感覚を呼び戻し、身体と心をリセットします。
ハンナ・ソマティクスとは、自己調整力を高めるボディワークです。
心と身体のつながり、そして本来の感覚を取り戻し、自由に感じて動ける身体と心にします。
創始者ハンナの哲学と自分でできる実践エクササイズキャットストレッチ、呼吸法、ボディ・イメージトレーニングなどを紹介します。
慢性的な首や肩のこり、腰痛、身体のゆがみ、姿勢の悪さ、神経痛、不眠などの症状、どうすればリラックスできるかわからない状態の時などに効果的です。
●第1章 ソマティクスとは何か
ソマ(soma)の意味
ソマティクスが生まれた背景
ソマティクスの名づけ親
身体技法としてのソマティクス:ソマティック・エデュケーション
ソマティクスのルーツと発展
・アレキサンダー・テクニーク/センサリー・アウェアネス/フェルデンクライス・メソッド
・リエさん(33歳)のケース 身体の声を聴く
●第2章 トーマス・ハンナの哲学
トーマス・ハンナ博士
・モーシェ・フェルデンクライスとの出会い/ハンナ・ソマティクスの誕生
ソマの3つの視点と3つの次元
ソマ――内側から体験する身体
ボディ――三人称の身体
二人称の視点――相手との出会い
ソマの3つの次元:高さ・奥行き・幅
気づきとは何か
心の持ちよう
自己調整(self-regulation)
・ハルミさん(41歳)のケース 自己調整
●第3章 ハンナ・ソマティクスの理論
センサリーモーターアムネジア(SMA)とは何か
・ストレスに対する適応反応/筋肉の不随意の収縮
センサリーモーターアムネジアのしくみ
感じることと動かすこと
感覚神経と運動神経のフィードバックシステム
無意識の脳
センサリーモーターアムネジアはどのように起こるのか
・赤信号反射
a.赤信号反射の特徴:止まれ
b.赤信号反射のキーワード:恐れ
c.赤信号反射による腹側の収縮
・青信号反射
a. 青信号反射の特徴:進め
b. 青信号反射のキーワード:努力
c.青信号反射による背側の収縮
・トラウマ反射
センサリーモーターアムネジアの特徴
センサリーモーターアムネジアはどのように克服するか
パンディキュレーション(pandiculation)
セルフ・パンディキュレーション その1
セルフ・パンディキュレーション その2
ハンナ・ソマティクスの魅力
●第4章 ケーススタディ
慢性化した赤信号反射
・ケーススタディ1:猫背のLさん(30代女性)
・ケーススタディ2:鎧のような胸のMさん(30代女性)
慢性化した青信号反射
・ケーススタディ3:腰痛のKさん(20代女性)
慢性化したトラウマ反射
・ケーススタディ4:右肩下がりのRさん(30代女性)
・ケーススタディ5:ねじれた身体のCさん(40代女性)
5つのケースのまとめ
「筋肉の鎧」とMさんのケース
マユミさん(30歳)のケース 身体をありのままに感じる
●第5章 ハンナ・ソマティクスの効果的な活用法
老化症候群の予防
・老化症候群とは何か
1.身体が硬くなる
2.慢性痛
3.慢性疲労
4.慢性的に浅い呼吸
5.否定的な自己イメージ
6.高血圧と動脈硬化
メンタルヘルスへの応用
1.リラクゼーション
2.身体感覚が増す
3.がんばらなくても楽になる
4.身体を意識できる
5.心が落ち着く
6.身体の声を聴く
7.自分の身体を大切にする
8.自己調整
セルフケアについて
・援助職に従事する方のためのセルフケア
・ヨガをやる人やインストラクターのために
どのような人が向いているか
誰にでも簡単にできるエクササイズ
女性だけでなく男性も
自分だけでなく他人のために利用する場合
「老人姿勢」と筋肉のしくみ
●第6章 ハンナ・ソマティクスの実践
エクササイズを効果的にするためのヒント
キャット・ストレッチ
キャット・ストレッチとは
キャット・ストレッチはいつするか
キャット・ストレッチのメニュー
1.背中の伸筋
2.お腹の屈筋
3.ウエストの筋肉
4.体幹の回転に関わる筋肉
5.股関節と足に関わる筋肉
6.首と肩の筋肉
キャット・ストレッチまとめ
ボディイメージ・トレーニング
ボディイメージ・トレーニング その1
ボディイメージ・トレーニング その2
呼吸法
呼吸法 その1
呼吸法 その2
呼吸法 その3
ウォーキング
ウォーキング・エクササイズ その1:垂直運動
ウォーキング・エクササイズ その2:水平運動
ウォーキング・エクササイズ その3:三次元運動
・ケイコさん(55歳)のケース 身体感覚を取り戻す
ソマ(soma)の意味
ソマティクスが生まれた背景
ソマティクスの名づけ親
身体技法としてのソマティクス:ソマティック・エデュケーション
ソマティクスのルーツと発展
・アレキサンダー・テクニーク/センサリー・アウェアネス/フェルデンクライス・メソッド
・リエさん(33歳)のケース 身体の声を聴く
●第2章 トーマス・ハンナの哲学
トーマス・ハンナ博士
・モーシェ・フェルデンクライスとの出会い/ハンナ・ソマティクスの誕生
ソマの3つの視点と3つの次元
ソマ――内側から体験する身体
ボディ――三人称の身体
二人称の視点――相手との出会い
ソマの3つの次元:高さ・奥行き・幅
気づきとは何か
心の持ちよう
自己調整(self-regulation)
・ハルミさん(41歳)のケース 自己調整
●第3章 ハンナ・ソマティクスの理論
センサリーモーターアムネジア(SMA)とは何か
・ストレスに対する適応反応/筋肉の不随意の収縮
センサリーモーターアムネジアのしくみ
感じることと動かすこと
感覚神経と運動神経のフィードバックシステム
無意識の脳
センサリーモーターアムネジアはどのように起こるのか
・赤信号反射
a.赤信号反射の特徴:止まれ
b.赤信号反射のキーワード:恐れ
c.赤信号反射による腹側の収縮
・青信号反射
a. 青信号反射の特徴:進め
b. 青信号反射のキーワード:努力
c.青信号反射による背側の収縮
・トラウマ反射
センサリーモーターアムネジアの特徴
センサリーモーターアムネジアはどのように克服するか
パンディキュレーション(pandiculation)
セルフ・パンディキュレーション その1
セルフ・パンディキュレーション その2
ハンナ・ソマティクスの魅力
●第4章 ケーススタディ
慢性化した赤信号反射
・ケーススタディ1:猫背のLさん(30代女性)
・ケーススタディ2:鎧のような胸のMさん(30代女性)
慢性化した青信号反射
・ケーススタディ3:腰痛のKさん(20代女性)
慢性化したトラウマ反射
・ケーススタディ4:右肩下がりのRさん(30代女性)
・ケーススタディ5:ねじれた身体のCさん(40代女性)
5つのケースのまとめ
「筋肉の鎧」とMさんのケース
マユミさん(30歳)のケース 身体をありのままに感じる
●第5章 ハンナ・ソマティクスの効果的な活用法
老化症候群の予防
・老化症候群とは何か
1.身体が硬くなる
2.慢性痛
3.慢性疲労
4.慢性的に浅い呼吸
5.否定的な自己イメージ
6.高血圧と動脈硬化
メンタルヘルスへの応用
1.リラクゼーション
2.身体感覚が増す
3.がんばらなくても楽になる
4.身体を意識できる
5.心が落ち着く
6.身体の声を聴く
7.自分の身体を大切にする
8.自己調整
セルフケアについて
・援助職に従事する方のためのセルフケア
・ヨガをやる人やインストラクターのために
どのような人が向いているか
誰にでも簡単にできるエクササイズ
女性だけでなく男性も
自分だけでなく他人のために利用する場合
「老人姿勢」と筋肉のしくみ
●第6章 ハンナ・ソマティクスの実践
エクササイズを効果的にするためのヒント
キャット・ストレッチ
キャット・ストレッチとは
キャット・ストレッチはいつするか
キャット・ストレッチのメニュー
1.背中の伸筋
2.お腹の屈筋
3.ウエストの筋肉
4.体幹の回転に関わる筋肉
5.股関節と足に関わる筋肉
6.首と肩の筋肉
キャット・ストレッチまとめ
ボディイメージ・トレーニング
ボディイメージ・トレーニング その1
ボディイメージ・トレーニング その2
呼吸法
呼吸法 その1
呼吸法 その2
呼吸法 その3
ウォーキング
ウォーキング・エクササイズ その1:垂直運動
ウォーキング・エクササイズ その2:水平運動
ウォーキング・エクササイズ その3:三次元運動
・ケイコさん(55歳)のケース 身体感覚を取り戻す
著者プロフィール
平澤昌子
公認ハンナ・ソマティック・エデュケーター。臨床心理士。心理学博士。心理学を学ぶために米国に留学。ヨガやハコミセラピーに出会い、心だけでなく身体に焦点を当てる手法を学ぶ。2008年にハンナ・ソマティクス・トレーニングを修了し、公認ハンナ・ソマティック・エデュケーターとなる。2011年には、トーマス・ハンナが設立者のひとりである米国のセイブルック大学院にて、心理学博士号を取得。専門はソマティクスとメンタルヘルス。これまでソマティクスの個人セッションやワークショップを行うほか、医療や教育の分野で心理士として活動するかたわら、札幌市内のリカバリー施設などで精神疾患を抱える人のためのソマティクスのグループレッスンを行ってきた。2012年からは、米国で行われているハンナ・ソマティクスのトレーニングにアシスタントとして参加。HP:www.somatics.jp