マッサージセラピーの教科書

書籍

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価格
1,650円 (税込)
著者
國分利江子
判型
A5判
貢数
240頁
発売日
2015年7月 2日
ジャンル
ボディ&フェイシャル

収録内容

第1章 BMSセラピー「真実の自分」と出会う旅
「身体、心、スピリット」の美しい調和を生きる
「身体は、心の風景を映しだすスクリーン」のようなもの
BMSセラピーの3つのテーマ
「完全なる癒し」とは
完全なる癒し、究極のリラクゼーション」を提供するために必要なこと
オイルマッサージの知識:「筋解剖学」による骨学・筋肉学・神経学
オイルマッサージの技術:マッサージセラピーのディープティシューのテクニック
セラピストとしての在り方:「澄みきった鏡」のようなニュートラル(中立的)な存在感
カウンセリング:自身の心の潜在意識と対話する体験
スクールの生徒のレポートより
レポート1:筋骨格系の症状とSOAPプラン〔レベル1〕
(花里智恵子、2012年卒業、BMS Massage Therapist 認定取得)
レポート2:スクールを通して学んだこと〔レベル3〕
(木村公紀子、2014年卒業、BMS Massage Therapist 認定取得)
マンデラさんが見せてくれた、人の心の熟成と進化
心が現実を、そして未来をつくる

第2章 ヨーロッパ、日本、アメリカ(NY)のマッサージ事情の違い
日本のオイルマッサージはヨーロッパからの輸入が主流
オイルマッサージの専門家はアロマセラピスト?!
世界のオイルマッサージの歴史と変遷
アロママッサージはオイルマッサージの種類のひとつ
「マッサージセラピー(マッサージ療法)」とは
アロマセラピストには「解剖生理学」、マッサージ・セラピストには「筋解剖学」
ボディワーク系オイルマッサージの専門家「マッサージ・セラピスト」の特性
マッサージ・セラピストは「タッチの効能」「オイルマッサージの効能」のプロ

第3章 手技とマニュアルからの脱皮
マニュアルによる施術:「型の決まった手技」の利点と問題点
「違う意見を聴く力」を育てる
型やマニュアルからの解放
日本のサロンにおけるボディメカニクスの導入例
マニュアル失敗談&疑問点――このマニュアルは誰のため?

第4章 職業病の現状とボディメカニクスの重要性
日本のセラピストの職業病の背景
オイルマッサージの職業病はこうしてつくられる
職業病が多い日本のセラピスト
職業病を防ぐための対策
ボディメカニクスとは
最高のボディメカニクスをつくりあげたい!
ボディメカニクスに取り入れらている、武道の発想と身体感覚
BMSセラピーのボディメカニクスがつくる「タッチ」への世界的な評価
日本のセラピストのみなさんの幸せを祈って
「最近なんだか身体の調子が悪い……」セラピストが身体を壊してしまう原因は?

第5章非オイルマッサージとオイルマッサージの違い
指圧マッサージが日本のオイルマッサージに与えた影響
オイルマッサージなのに「どのツボですか?」という質問
専門的で理論的な整合性のあるメソッドの開発の方法

第6章 ボディメカニクスの基本の理論
1.オイルマッサージの施術時の正しい姿勢
2.肩こりを防ぐ
3.腰痛を防ぐ
4.腕こりや肩こりを防ぐ
5.腕の痛みや手首の腱鞘炎を防ぐ

第7章 マッサージセラピーのテクニック
スウェディッシュ・マッサージから医学的に進化したマッサージセラピー
マッサージセラピーの基本ストローク
マッサージセラピーのアドバンス・テクニック

第8章 タッチの重要性
「触れる」ことの意味
セラピー的視点における「愚痴や発散」とは何か?
雑談や愚痴を聞きながら施術することの問題点
エネルギーとは?
「良い気」「悪い気」という概念を超える
純粋で質の良いエネルギーを保つために必要なこと
「強い圧」と「深い圧」は全く違う
身体に触れることは、心に触れること――BMSセラピー「マインドフルネス・タッチ」の秘訣
心の変化が「タッチ」の質を高めた実例

第9章 セラピストとしての在り方
専門家として学び続けることの大切さ
セラピスト自身のための心理学
1.クライアント・センタード・ワークの実践
2.境界線:クライアントや他者との健全な関係を築く「距離」を設定する
3.境界線を侵す可能性のある注意点
4.「境界線」の特徴、適切な「境界線」の維持とは
境界線のあいまいな施術を体験したSさんのケース
5.逆転移 (Counter-transference) ――セラピスト自身の隠れた欲求や期待に向き合う
「逆転移」から「健全な動機」へ
「職業としてのセラピスト」から「生き方としてのセラピスト」へ
セラピストの気づきと成長の記録 1
(須代由紀さん、BMS Massage Therapy School レベル2クラス修了)
セラピストの気づきと成長の記録 2
(下防さおりさん、BMS Massage Therapy School レベル2クラス修了)
セラピストの気づきと成長の記録 3
(岩井栄さん、BMS Massage Therapy School レベル2クラス修了)
セラピストの気づきと成長の記録 4
(滝口聖恵さん、BMS Massage Therapy School レベル2クラス修了)
セラピストの「究極の存在感」、そこに起きる気づきと癒し

「セラピスト」(療術家)という職業をプロとして、
誇りをもって続けていくために必要なこと

セラピストとしての心構えや在り方、そして施術で身体を痛めないためのボディメカニクスなど、すべてのボディワーカー必読の全9章。身体に触れることは、心に触れること。米NYで本格的なマッサージセラピーを学んだ著者が、B(身体)M(心)S(スピリット)を癒すセラピーの真髄に迫ります。

著者プロフィール

國分利江子(こくぶん りえこ)
米ニューヨーク州政府認定マッサージ・セラピスト

BMS Therapy Office 主宰、BMS Massage Therapy School 校長。アメリカ・ニューヨーク州政府認定マッサージ・セラピスト。「世界を平和な場所にするために、一人ひとりの心と身体の平和をサポートしたい」と、ホリスティック医学に基づく本格的なボディワークのオイルマッサージを学ぶために渡米。1916年創立で「マッサージセラピー界のハーバード大学」と称される名門校Swedish Instituteに入学し、卒業後、NY州政府認定マッサージ・セラピストのライセンス試験に合格。世界最先端のPsychoneuroimmunology(精神神経免疫学)の理論を取り入れて、カウンセリングとオイルマッサージを融合したBMS Therapyを開発。地球のあらゆる場所を旅し、様々な人種と交流しながら「Inner Peace(心の内なる平和)」の実践をこよなく愛する。

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