手足が伸び、感受性が豊かになり、いっそう繊細になっている私たちの“カラダ”。ここ数年、ここ10年のうちに、人のカラダがどんどん変わっていることに、セラピストなら気づいているのではないだろうか。
現在の高齢者は頑健なカラダで、ココロも打たれ強い傾向にあるが、現代の私たちは、「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」を代表するように、カラダの状態がココロにもダイレクトに影響する傾向にある。
カウンセリングの方法も、施術のメソッドも、カラダの変化に合わせて変化する必要があるようだ。
そこで、新しい時代のカラダのケアをテーマにしたイベント「BODYCARE JAPAN」が、8月25日(土)、26日(日)に東京・渋谷で開催される。
筋膜リリースからエステティック、アレクサンダーテクニークまで、さまざまなボディケアを扱うこのイベントでは、カラダのパフォーマンスを上げるトレーニング法から、コミュニケーションのためのお手当てまで、さまざまな視点からの“ボディケア”を体験できる。
イベント企画にも携わるセラピストの有本匡男さんは、イベントの楽しみ方をこう語る。
「ボディケアには、カラダを通して人との関係性を良くしたり、カラダが元気になることで仕事の効率が上がったりと、いろいろな効果があります。
たとえば、整体ボディワーカーである山上亮さんの『野口整体入門~その理論と基本メソッド』講座。ここでは、母と子や、周りの人との関係を築くための触れ方を学ぶことができます。
また、筋肉に働きかけるボディワーク「ロルフィング」の施術者である大久保圭祐さんの講座では、ふだんのトレーニングを行うときに、意識を少し変えるだけで、その効果がまったく変わることを体験できるでしょう。
そして、最近、企業のメンタルヘルスケアが社会的に大きなテーマとなっていますが、カラダとココロのつながりを知る『ソマティック心理学』を学べると、カラダのケアを通したココロの健康づくりを企業に提案するヒントを得られます。ソマティック心理学の第一人者、久保隆司さんの講座がおすすめですよ」
(『整体的子育て』の著書でも人気の山上亮氏)
(ソマティック心理学を日本に導入した第一人者、久保隆司氏)
有本さん自身も、カームワークとして、“自分を知る”ことを目的とした講座などを開催。また、8月25日(土)には、マッサージセラピストの國分利江子氏、タイ古式マッサージ師の磯崎良太氏と共に、「未来のボディケア」をテーマにしたトークセッションを行う予定だ。
イベントは、8月25日(土)、26日(日)の9時30分~21時まで、東京・渋谷の「ベルサール渋谷ガーデン」にて開催。
前売り券として、1日券14,000円(5セミナー分)、2日券28,000円(10セミナー分)、1セミナー分3,500円を発売中(※ 前売り券は、8月20日(月)締め切り)。
当日券は、1セミナー6,000円。
自分を知り、これからの自分のセラピーのビジョンをつかめる2日間。ぜひボディケアの新しい空気を体感してほしい。
問い合わせ・申込みは、BODYCARE JAPAN(http://bodycare-japan.com/)まで。