日本初開催となる国際カンファレンスとワークショップ、トレードショウからなるイベント「IFPAroma2020」が3月21日(土)、22日(日)に開催される。
主催は、国際プロフェッショナル・アロマセラピスト連盟(IFPA)。会場は、東京・一橋大学 一橋講堂。
21日(土)に行われるカンファレンスのテーマは、「多分野で発揮される香りの可能性」。
今回予定されている講演は5つあり、各講演者と講演テーマは以下の通り。
コーリーン・クイン(英国IFPA認定アロマセラピスト、コスメティックフォーミュレーター、研究者)
「アロマセラピーの植物化学に基づくマスターブレンディング」
佐藤忠章(国際医療福祉大学薬学部准教授、薬学博士)
「かおり成分の吸入がもたらす効果」
大場健太郎(東北大学加齢医学研究所人間脳科学研究分野助教、博士(学術)、機能的MRIを用いた認知神経科学専門)
「懐かしい香りを用いた回想の脳メカニズム」
デブラ・マカダム(英国IFPA認定アロマセラピスト)
「小児・若年層におけるメンタルヘルス問題へのアロマセラピー」
中村智美(英国IFPA理事、英国IFPA/IFA認定アロマセラピスト、NPO法人日本アロマセラピー福祉サポート協会理事長、株式会社木花代表取締役、真宗僧侶、修士(文学・仏教学専攻))
「患者のスピリチュアルペインに寄り添うアロマセラピストの可能性」
(講演予定順、敬称略)これらの講演は、日英同時通訳がある。
このカンファレンス修了後には、会場近くのレストラン「アラスカ」にて交流会も予定されている。(別途、事前に参加料38ポンド)
22日(日)には、6つのワークショップが行われる。
各ワークショップのテーマは、
「セラピーの質を高めるサイエンスとエネルギー原理」
「洗練された香りを生み出すアドバンス・ブレンディング・テクニック」
「精油経鼻吸入器を用いた嗅覚刺激によるストレス緩和への影響」
「フィジーにおける薬用植物資源の民間活用に関する調査:植物療法家によるハーブ調製法」
「東洋の顔診断と即効性のあるフェイシャルテクニック〜ベトナムの顔反射療法“ディエンチャン”の応用〜」
「ストレスと不安から幸福感へアロマセラピーの役割」
(逐次通訳があり)
両日行われるトレードショウのみに参加を希望の方は、当日1,000円の入場料を支払えば参加できる。
本イベントへの参加料は、IFPA会員が21日のみ参加で140ポンド(一般は155ポンド)、両日参加で155ポンド(一般は170ポンド)。
また、事前申込制でカンファレンスのインターネット視聴も出来る。(IFPA会員は77ポンド(一般は92ポンド))
詳細・申込みは、IFPAのウェブサイト(https://japan.ifparoma.org)を確認してほしい。