2022年、世界初のタイ古式マッサージの世界選手権の開催が決定。
既に先月、アメリカとイタリアでは国内予選が行われた。
この大会の主催は、World Association of Nuad Thai & Spa(以下、WANTS)。主要メンバーに名を連ねるのは世界各国で活躍しているタイ人のタイ古式マッサージ施術者たちだ。
先述した2カ国のほか、フランス、ギリシア、ノルウェー、ドイツなど日本を含む11カ国で4月から7月にかけて国内予選が開催され、各国予選で1位に輝いたファイナリストは7月15日・16日の2日間にわたってスイス・チューリッヒで開催される最終ラウンドへの参加資格を得ることになる。
ここで世界No.1タイ古式マッサージセラピストの座を目指して競い、見事その座を掴み取った暁には、タイ王室のシリントーン女王からトロフィーを贈呈される。
この大会の日本予選は来月。
6月14日(火)、15日(水)の2日間、茨城県筑西市にあるタイのお寺、プッタランシー寺院を会場に開催されることが決まっている。
タイ政府も公認したこの世界選手権、参加者には参加証明書が授与され、日本予選の各部門Top3にはメダルと賞状が、さらにファイナリストにはタイ王室からのトロフィーが授与されるとともに、スイスへの航空券と滞在費用も支給される。
日本予選の審査員は、オンスクールのオン氏、在日のタイ人セラピスト2名、一般社団法人ユーファイ協会の梶智穂氏、一般社団法人国際タイマッサージ協会の大槻一博氏の5名。
この大会へのエントリー資格は、18歳以上のタイ古式マッサージスクール卒業生およびタイ古式マッサージの施術経験者で、予選の2日間とも終日参加可能な日本人。エントリー費用は5,000円。
エントリー期限は6月6日(月)に迫っている。
参加枠は、
1)一般的なタイ古式マッサージの「Thai Massage for Health」と、
2)さまざまな要素を取り入れた発展的なタイ古式マッサージのスタイル「Nuad Thai Inspiration」の2部門が用意されており、両方にエントリーすることも可能。
大会当日はタイダンスやムエタイなどのミニショー、ワークショップ、タイ料理の屋台の出店なども予定されていて、タイ文化を堪能できる機会にもなりそうだ。
本気で世界No.1を目指す「腕に覚えあり」のベテランにとっても、自分の実力を試したい若手にとっても、貴重な自己研鑽の場となることは間違いない。
詳細は下記サイトから。
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