7月31日(日)13時より、「現代科学で解くアーユルヴェーダ 〜コロナ禍で活かす自然療法の予防医学〜」をテーマにしたセミナーが、かながわ労働プラザ第4会議室で開催される。インド5000年の歴史を持つ伝統医学「アーユルヴェーダ」 は、WHO(世界保健機関)が認証した予防医学。今回はこの伝統医学を現代医学の視点で分析し、不調や未病が蔓延している現代人が、どのようにアーユルヴェーダを活かして不安定な時代を乗り切っていけるかを伝えるプログラムとなっている。
第1部の講師を勤める鮎澤 大先生(横浜市立大学名誉教授)は、30年以上にわたる老化不老の研究から、現代生命科学とアーユルヴェーダを融合し、老化不老の理論体系と不老長寿の実践法を確立した。その専門は、不老長寿学、アーユルヴェーダ、分子細胞生物学、体細胞遺伝学など幅広い。
今回は、現代科学で分析するアーユルヴェーダの三つのタイプを紹介。また、アーユルヴェーダからみた老化のメカニズムを分かりやすく解説する。医療従事者やセラピストにもおすすめとなっている。
続いて第2部の講師・三木健輔先生は、横浜市立大学にて細胞老化の基礎研究を行い、博士号(理学)を取得。現在、「美しく長く生きる」の実現のため、アーユルヴェーダを中心とした応用研究を行っている。
講座では、この大学での研究によるアーユルヴェーダハーブの分析結果や効能をエビデンスに基づき紹介、日常で簡単に使えるアーユルヴェーダハーブを学ぶことができる。
そして第3部に登壇するのが、アーユルヴェーダビューティ―カレッジ学長の新倉亜希先生だ。現在新倉先生は、日本にアーユルヴェーダ予防医学を普及するためのセラピスト養成学校を経営するとともに、沖縄県にアーユルヴェーダ農園を設立し、日本人が取り入れやすいアーユルヴェーダハーブ研究を行っている。
今回は、現代病に生かすアーユルヴェーダトリートメントを、実践を交えて紹介する。近年、気候変動やITなどの影響により、人間の生体リズムの崩れに起因した症状が増えている。それらに対するアーユルヴェーダケア法の紹介。そして、夏の冷えとむくみに対するセルフケア法、「プロが教えるアーユルヴェーダ末端冷え性&むくみケア」を公開する。
なお、今回は会場でのリアルセミナーだけでなく、オンラインでの参加も可能だ。来場の際の定員は30名で、参加費はいずれも5,000円、キャンセル時の返金は不可となっている。
来場時には、アーユルヴェーダ商品が15%オフで購入できるチャンスも。新倉先生の新刊書籍、「アーユルヴェーダが変えた!トレーニングの常識」も購入できる。
申し込みは、アーユルヴェーダビューティーカレッジ(info@ayurveda-beauty-college.com)まで。