田畑優美子氏が代表理事を務める「一般社団法人日本シロダーラ協会」が、設立10周年及び「アーユルヴェーダヘルスケア学院」発足を記念した式典を、11月25日(土)に奈良パークホテル「大和の間」にて開催した。
一般社団法人日本シロダーラ協会は、アーユルヴェーダやシロダーラに関する効果の研究や商品開発のほか、「クリシュナケア」(頭皮クレンジング)や「アーユルヴェーダフェイシャル」などのプログラムを多数開講しており、プロだけでなくホームケアを目的とする人まで、さまざまな人材育成を行っている。
「キング・オブ・アーユルヴェーダ」の異名を持つ、最上のトリートメント「シロダーラ」は、眉間にある第6チャクラにオイルを落とし、その振動で頭蓋骨や髄液を揺らして内側にある脳を揉んで、セロトニンやオキシトシン、ドーパミンなどのホルモン分泌を調整したり、自律神経のバランスを整えたりすることができる。
このシロダーラは素晴らしい技術であるが、施術後のオイル処理に手間がかかることがネックと言われてきた。そこで田畑氏は、オイル処理や片付けの手間が少なく、シャワーブースが不要な “シロダーラ”オリジナルメソッドを編み出した。
また、シロダーラに用いるオリジナルの水溶性オイルも開発。洗い流しが不要で、美容液にもなる魅力的なアイテムだ。
この度、発足した「アーユルヴェーダヘルスケア学院」は、5000年の伝統療法、アーユルヴェーダをベースにさまざまなヘルスケアの方法を学ぶことができる。
カリキュラムは、自身や家族の健康のための「セルフケア講座」、さまざまな施術メニューに生かすことができる「プロケア講座」、サロン経営を安定させるための「ビジネス講座」など、多岐にわたる。
また、「社会に貢献するヘルスケア人材を育成」を掲げており、卒業生が家庭はもちろん、その学びを社会に活かしていくために全力でサポートしていくとしている。
シロダーラ施術取得者の研修旅行と
講演会も同時開催
式典が行われた11月25日(土)から、翌26日(日)にかけては、協会が輩出したダーリスト(シロダーラの施術修得者)のフォローアップ研修、「ダーリストの修学旅行」も同時に開催。
初日は法華寺にある、1250年前に光明皇后が作った蒸気導入式の珍しい蒸し風呂(アーユルヴェーダのスゥエダナ)を見学。また2日目には、興福寺にてアーユルヴェーダドクターの田端瞳先生による仏像に刻まれたサンスクリット語の解説を聴きながら見学を行った。
初日の25日には講演会も開催。
はじめに、株式会社ベルマンの中本育代チーフによる「頭皮ケアについて」をテーマにした講演。
株式会社SAKITUEの山内尚伽代表による「女性の一生、フェミニンケア」。
ファスティングマイスター学院の荒木比佐子氏による「食とファスティングの大切さ」をテーマにした講演。
田畑優美子氏によるシロダーラのデモンストレーション。
そして、日本に6人しかいないアーユルヴェーダDrの田端瞳先生による、「インドにおけるアーユルヴェーダ文化について」の講演が行われた。
その後に行われた式典には約90名が集い、「アーユルヴェーダヘルスケア学院」学長の光田浩之氏や副学長の荒木比佐子氏のほか、インストラクターの末広千草氏、浅賀庸子氏、涌井けい子氏、三木美春氏、肥塚恭子氏が紹介された。また、日本シロダーラ協会の顧問に就任した医学博士の上馬場和夫医学博士からの手紙や、北西剛医学博士によるビデオレターの紹介のほか、日本シロダーラ協会の10周年の歩みとアーユルヴェーダヘルスケア学院発足にあたっての紹介VTRの上映も行われた。
スクール問い合わせフォーム↓
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(問い合わせ先)
一般社団法人日本シロダーラ協会
https://www.j-shirodara.com/