近年、日本では心身の健康に対する意識の高まりと共に、精油の香り・薬理効果を用いた“健康増進”への取り組みが広がっています。そして医療分野でアロマを活用するアロマセラピー「メディカルアロマ」と、心身の健康の保持増進において重要な役割を担うスポーツが組み合わさった「スポーツアロマ」への注目も高まっています。
それらの取り組みを実践するには、患部のみの治療にとどまらず、心身の状態や生活環境など、クライアントに関わる全体状況を把握した上で治療行為を行う、ホリスティック(統合医療)な視点も必要とされます。セラピストや対人援助職に関わる方の中には、自身のスキルアップのために「メディカルアロマ」の知識を深めたい人も増えたのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたい講座が、アロマセラピーを医療に正しく応用する為に設立された医療従事者の全国的な研究団体・日本アロマセラピー学会の「メディカル・スポーツアロマ基礎セミナー」です。この講座は、医療現場やスポーツ施設における健康増進を目指したスポーツアロマの実践のため、2023年に開設されたもので、すでに[第1期]生が専門知識を身につけ資格取得しています。
講座はメディカルアロマセラピーは勿論のこと、最新の健康スポーツ科学やリハビリの知識を習得することができるカリキュラムで構成されています。そして講義には日本のアロマセラピーを先導する塩田清二先生、竹ノ谷文子先生、神崎貴子先生他、各分野のスペシャリストが集結。機能形態学、スポーツ心理学、リハビリ論、スポーツアロマトリートメントなど、充実した内容です。そして、それぞれのスポーツの特性にあった「アロマ」の処方を、エビデンスをもとに考えることができます。
【「メディカル・スポーツアロマ基礎セミナー」で学べる主なカリキュラム】
機能生態学、精油学、運動生理学、運動処方学、トレーニング論、コンディショニング論、栄養学、ドーピング論、心理学、リハビリ概論、内科・外科的スポーツ障害、アロマトリートメント、など
講義はオンデマンド動画で視聴できるので、受講者は期間内であればいつでも、何回でも視聴が可能。カリキュラムの内訳は、1クール(3〜4コマ)を約2週間で学ぶ計4クールの形式となっています。多忙な方でもご自身のペースで受講できることも魅力の1つです。さらに全4クールの終了後には、講師が直に受講生の質問等に解答する、フォローアップセミナー(ZOOM開催)があり、しっかり学べる体制が整っています。
そして、この「メディカル・スポーツアロマ基礎セミナー」で資格を取得するには、1講義ごとに行われる試験問題に解答することが必要です。そして各試験の合計点数で、受験生の合否が決まるシステムになっています。
なお、この講座を受講することができるのは、日本アロマセラピー学会の正会員と準会員となります。各会員の対象となる方については、正会員は国家資格を持つ医師や医療従事者、研究機関の研究者など、そして準会員は医療職の国家資格がなくとも、アロマセラピーを医療に広めることを目的とした方、スポーツ関連トレーナーやセラピストが当てはまります。非会員の方も上記に該当する方は入会手続きを行うことで、受講が可能となります。
現在セミナーは[第2期]受講生の申し込みを受け付け中です。セラピストをはじめとした施術者だけでなく、スポーツとアロマセラピーを融合させた新規運動療法を考えている介護師・看護師・トレーナー、さらにはハイレベルなセラピスを目指す方などにおすすめのカリキュラムとなっています。
受講に関する詳細は「日本アロマセラピー学会」のサイトへ。