7月2日(火)12時より、パシフィコ横浜 国立大ホールにて「第9回 エステティックグランプリ」のグランプリファイナルが開催された。
一般社団法人エステティックグランプリ主催の同大会は「共に学び、共に成長し、共に輝く」の理念を掲げ、エステティック業界の活性化を目指し2011年より始まったものだ。第9回目となる今回は約2,400名の来場者が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。
オープニング後、まずは今回から新設された【ボディ結果出し部門】のグランプリサロン発表が行われた。選考基準は数値の減少だけでなく「いかに理想のプロポーションに近づけることができたか」が重視され、「Asian Field」多久和 亜紀さん(愛知)がグランプリを獲得。
【フェイシャル技術部門】では、前日のセミファイナルに出場した22サロンより選出された3サロンの代表エステティシャンが、壇上でその手技を実演し競い合った。カウンセリングシートを元に繊細なテクニックを披露し、来場者投票の結果「Bmc」笹川麻世さん(秋田)がグランプリに輝いた。
続いて発表されたのが、【顧客満足サロン部門】の全国1位サロン。接客における約80の評価項目をもとにお客様視点でモニター調査したもので、今回は以下の9サロンが満点を獲得し1位の表彰を受けた。「ANDEAL なかもず店」(大阪)、「セラピエール 苦楽園店」(兵庫)、「laxum」(沖縄)、「シェアラ 金沢本店」(石川)、「シェアラ 名古屋KANAYAMA店」(愛知)、「ecoulerbeaute」(大阪)、「ロズまり」(東京)、「miisa」(兵庫)、「いろは」(東京)。
【モデルサロン部門】は、サロンにおける運営や教育・取り組みをプレゼンテーションし、最も学びと気づきを提供したサロンを来場者投票で決める。5月に行われたセミファイナルで勝ち残った3サロンが、それぞれ個性豊かな発表を行った。
「VITA ROSE 銀座店」(東京)は、No2を育成することでスタッフとサロンの成長を促し、「シェアラ名古屋KANAYAMA店」(愛知)では新入社員をサポートする採用の仕組みと制度で、スタッフの活躍できる環境を整えた。
そして最も多くの人に気付きをもたらしグランプリに選ばれた「ANDEAL なかもず店」(大阪)は、ノー担当制や “ご信頼ポイント” の導入を通じ、全員全力で取り組むことで圧倒的お客様満足を達成させた。
ロビーにはサポーター企業のブースが並び、開演前や休憩時間には、最新のマシンや粧材を試す人の列で賑わっていた。会場の一角には新卒情報コーナーも設けられ、訪れたエステティシャンの卵達とエステティック業界との橋渡しも行われていた。
次回2020年に行われる第10回大会は、会場を大阪に移して6月9日(火)に開催予定。節目の年を迎え、エステティック業界のますますの活気と盛り上がりを感じさせてくれそうだ。
●結果
【ボディ結果出し部門】
<グランプリ>
・「Asian Field」多久和 亜紀さん(愛知)
【フェイシャル技術部門】
<グランプリ>
・「Bmc」笹川麻世さん(秋田)
<準グランプリ>
・「サロン ド ヴィーナス 葛西店」仲田詩織さん(東京)
・「ANDEAL 梅田店」吉津佐紀さん(大阪)
【モデルサロン部門】
<グランプリ>
・「ANDEAL なかもず店」(大阪)
<準グランプリ>
・「VITA ROSE 銀座店」(東京)
・「シェアラ名古屋KANAYAMA店」(愛知)
【顧客満足サロン部門】
「ANDEAL なかもず店」(大阪)
「セラピエール 苦楽園店」(兵庫)
「laxum」(沖縄)
「シェアラ 金沢本店」(石川)
「シェアラ 名古屋KANAYAMA店」(愛知)
「ecoulerbeaute」(大阪)
「ロズまり」(東京)
「miisa」(兵庫)
「いろは」(東京)
左から、「サロン ド ヴィーナス 葛西店」仲田詩織さん、「Bmc」笹川麻世さん、「ANDEAL 梅田店」吉津佐紀さん
「ANDEAL なかもず店」
「VITA ROSE 銀座店」
「シェアラ名古屋KANAYAMA店」