6月29日(土)、30日(日)の2日間に渡り、「アロマセラピスト重松浩子と行く 世界遺産・白神山地と白神クロモジ蒸留体験ツアー」が開催される。
世界遺産「白神山地」は、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称で、日本で最初にユネスコの世界自然遺産に登録された場所だ。人為的な影響をほとんど受けていない世界最大級の原生的なブナ林が分散し、貴重な生態系が保たれている。
世界遺産のエリアは、中心部の核心地域と周辺部の緩衝地域に分かれており、核心地域は入山が厳しく制限されている。今回訪れるのは、人間と森もとが共存している緩衝地域にある「白神自然学校」で、太古から脈々と息づく白神の森の中に入って、オオバクロモジ(クスノキ科)を採集し、そのクロモジを蒸留してアロマオイル(精油)の抽出体験を行う。
ガイドをするのは、Jスタイルアロマ研究所代表で、英国ITEC認定アロマセラピストの重松浩子さん。日本でアロマテラピーが広く知られる前からアロマを学び実践、日本人に合うアロマ」を研究し、産地と消費者をつなぐ「日本の精油」の普及に力を注いでいる。
世界遺産の白神山地から自然の香りの恵みをいただき、大自然の安らぎを感じる貴重な旅を体感してみてはいかがだろうか。
なお、旅行代金は59,800円で、申込みの締め切りは6月14日(金)となっている。詳しい問い合せと申し込みは、株式会社農協観光首都圏支店(TEL03-6665-0002)まで。