4月19日(金)、20日(土)の2日間に渡り、フェイシャルリフレクソロジーの創始者ロネ・ソレンセン氏によるトラウマケアの講座、「バイポーラリフレックスセラピー」が開催された(主催は株式会社FR Japan)。
この療法は、過去のトラウマと現在の感情面の滞りを顔の反射区から探り、頭部や顔に加えて足からもアプローチするリフレックスセラピーのこと。
身体の両方の末端から双極的に行うことにより、意識下や潜在意識にトラウマとなって蓄積している感情の解放を行うことができる。
講座では、施術を受けた参加者のほとんどが、ゆっくりとしたリズムで行う施術により深い瞑想状態を体感した。この状態に到達することで呼吸や心拍が整い、脳に蓄積したトラウマにアプローチすることができるという。
施術の際には、ほとんどのセラピーが、心の不調を持つクライアントへの聞き取り技術が必要となるが、バイポーラリフレックスセラピーの場合は、反射区から情報を得ていくため、高度なコンサルテーション技術がなくても実践できる。
またクライアント自身も詳しく自己開示をしなくても良いため、安心して受けることができると、参加者には好評だった。
なお、ロネ・ソレンセン氏は今年10月に再び来日し、同講座を開講する予定だ。詳しい問い合わせは、株式会社FR Japan(Email: info@facialreflexology.jp TEL: 03-6304-3315 / 070-6912-6989)まで。