自然療法の国際総合学院IMSI が主催する、「賢く生きる女性のための 自然療法フェスティバル」が、12月7日(土)に東京・TKPガーデンシティ渋谷で開催された。
「いつまでも若々しく、美しく輝きたい!」「仕事も自分磨きも、どちらも楽しみたい!」「家族のために、身体にいいものを取り入れたい!」。こうした女性の望みを叶える自然療法のイベントとして、二部構成で行われた。
第一部は、本誌でもお馴染みのおのころ心平氏による「セラピスト。という生き方2020」。来たる2020年、セラピストたちは何を頼りに活動すれば良いのだろうか? その一つが、人とは違った感度とモノのとらえ方だというおのころ氏。ミュージシャンやアーティストにひけをとらない「感性」を磨くことこそが、一流と二流を分けるとした上で、自分自身のタイプを発見し、それをもとに「生き方デザイン力」を身につけていくセラピスト・レッスン・セミナーを開催した。
つづく講演は、自然療法の大家である東城百合子氏の長男・五来純氏による「人生を変える自然食」。母・百合子氏は現在94歳。20代で結核になるもお粥を中心とした自然食で健康を取り戻したエピソードから、今なお妥協を許さぬ厳しい姿勢で相談者と接し、人が生きることはどういうことか?を様々な師から学び実践している話は長男ならではの臨場感あふれるもの。「現代人はおかずを食べ過ぎ」「いつも本当に美味しそうに食べている」など、健康の大きな秘訣は食にあることを体現している、説得力満載の百合子氏の話だった。
そして3人目は、ルボア フィトテラピースクール代表・森田敦子氏による講演「植物の知恵とくすり箱」。フィトテラピーを学び20数年暮らしたフランスでの経験や、婦人科で働いていたキャリアを活かした、女性がいつまでも幸せに暮らす方法を伝授。女性が大事にすべきこととして、「食欲・睡眠浴・性欲」の必要性を説き、とくに日本人があまり向き合っていない膣ケアの重要性を分かりやすく解説した。超高齢化社会に胸を張ってイキイキ生きるための自助ケアの大切さを、女性の視点で丁寧に解説した。
第二部は、アロマテラピー、リフレクソロジー、ハーブ、ジェモセラピー、心理学等、30を超えるワークショップとショッピングブースがブースを構え、来場者の興味を誘った。