6月23日〜7月2日の10日間に渡り、スリランカ・コロンボ郊外のクリニックにて、「アーユルヴェーダ・セラピスト10日間ブラッシュ・アップ・コース」が開催される(http://ayubowan.seesaa.net/article/465196722.html)。
現地のアーユルヴェーダ病院の様子
代表的な薬草の一つ、アマラキー
現地のアーユルヴェーダ薬局
講師は、Dr. Renuka Peiris(レーヌカ・ペイリス先生)で、コロンボ大学のアーユルヴェーダ学科を卒業後、インド・ジャイプールにある国立アーユルヴェーダ研究所でパンチャカルマ科の修士課程を修了。現在、スリランカの国立バンダラナイケ記念研究病院のパンチャカルマ科で日々、患者の臨床にあたっている。
受講対象者はマッサージ経験のある人で、現在アーユルヴェーダの施術を行っている、または今後行う予定のセラピスト。全40時間(1日4時間)の講義を半日に集中して行うため、残りの半日は自由時間として活用できる。
コースの内訳は理論10時間・実技30時間で、理論講座では「アーユルヴェーダとは何か」「パンチャカルマ基礎」「さまざまな油剤療法について」「さまざまな発汗療法について」「一般的なオイルの種類、薬草とその使い方」などを学ぶ。
また、実技講座の内容は、「頭部と首のマッサージ」「フェイシャル」「ボディー」「足と手」「ハーブボール」「スチームバス」「シロダーラ」「オイル・ピチュとカティ・ワスティ」などを予定している。
コース開設にあたってDr. Renuka Peirisは、「今、サロンでアーユルヴェーダをやっている方の中には、迷いを抱えている人が多いのではないでしょうか。何がアーユルヴェーダの施術かよく分からないまま、スウェディッシュマッサージやバリマッサージなど別な手技をミックスさせている人も多いのでは? まずは、きちんとしたアーユルヴェーダの手法を覚えましょう」とコメント。
さらに、「オイルの作り方、ハーブボールの作り方、主要なハーブについて、アーユルヴェーダ的な暮らし方、脈診やマルマについての疑問から、寒い時はどうしたらいいのか、オイルは落としてもいいのか、どのオイルが効果的かなど、日頃疑問に思っていることや教えて欲しいことを何でも良いので用意して参加してください」としている。
参加募集人数は4~8人で、現地集合の学習コースであるため、費用はセミナー代金(通訳料、簡単な授業のレジュメ込み)12万円、お世話料1万円、日々の移動費約1000円のほか、航空券代、宿泊費、食費などが適宜かかる見込みだ。宿泊場所や持ち物、その他詳細についての問合せは、sayura@outlook.comと、sachiyohappy100@gmail.comまで。