こんにちは〜。
セラピスト編集部のHです。
セラピー体験記、ようやく第10回を迎えました(やっと…)。
今回体験してきたのは、「アロマコラージュ療法」です。
遊び感覚で、自分のココロが分かるセラピーが、
いったいどんなものなのかを、お伝えしたいと思います。
アロマコラージュ療法を紹介していますので、
ぜひあわせてお読みくださいませ。
ではさっそく。
訪れたのは、「癒しフェア2017 in Tokyo」。
8月のこのイベントを取材していた私は、
出展している国際アロマコラージュ療法協会のブースを訪れました。
(国際アロマコラージュ療法協会の皆さん)
まず、アロマコラージュ療法について説明しましょう。
アロマコラージュとは、その名の通り、
「アロマテラピー」と「コラージュ療法」を組み合わせたセラピーのこと。
ご存知のとおり、アロマテラピーは、
芳香や経皮吸収によって、自律神経を整えたり、精神を落ち着かせるなど、
ホリスティックな作用があります。
一方のコラージュ療法は、
雑誌や本などの画像から気になるものを切り抜き、
画用紙などに貼っていくことで、
「自分の気持ち」に気づいたり、
自己表現をして、カタルシスを解放するメソッドです。
コラージュ療法は、これまで何回か体験しているのですが、
切り抜いた画像を貼るだけにもかかわらず、
ガス抜き効果?というか、
フラットな自分に還るような感じがあります。
以前、介護施設でアートセラピーの取材をしたときは、
認知症を患っている方であっても、
アートセラピーを楽しんでいる間は、
壮年期の男性や思春期の少女の姿に戻っているかのような印象を受けました。
アロマテラピーとアートセラピーを組み合わせたのだから、
その効果たるやすごいものに違いない…。
と、20分〜30分ほどのアロマコラージュづくりを行いました。
〜手順〜
アロマコラージュのセラピストさんに教えていただきながら、
① 目標を立てて、② 目標の実現をサポートするためのアロマブレンドをつくります。
「どんな望みがありますか?」というセラピストさんの問いに、
私は『自由がほしい』と回答。
自由を得て、落ち着いて自分らしく暮らしたい、という気持ちがありました。
次に、その気持ちを感じながら、
ベースノート、ミドルノート、トップノートの香りを複数選んでいきます。
ムエットを渡されて、いろいろな香りをかいでいくのですが、
ここでのポイントは、
「何の精油かは、教えてもらわない」ということ。
ベルガモット、ラベンダー、クラリセージ…と名前を知ってしまうと、
先入観が入り、
本当に欲する香りがわからなくなるため、
本能のおもむくまま、精油をセレクト。
ベテランセラピストさんであれば、
的確に香りをかぎあてられるのでしょう……が、
私は、あまり嗅ぎわけられませんでした(苦笑)。
せいぜい分かったのは、
ペパーミント、ユーカリ、サンダルウッドくらい。
嗅ぎわけの練習をしなければ、と反省。
そうして、できあがった香りは、
柑橘とバニラ系のまじったような優しい香りでした。
(他の人が精油を入れているところ)
(ブレンドした精油)
体験セッションではブレンド精油にエタノールを加えて、
自宅でお水を入れて、アロマパートは完成となります。
③ いよいよコラージュづくりへ。
気になる画像をピックアップし、
切り貼りして、糊でぺたぺた貼っていきます。
(担当していただいたセラピストさんです)
(いろんな画像が用意されていました!)
出来上がったコラージュがコチラです!
「自由がほしい」と思った本当の願望は、コレでした。
〜解説〜
家がほしい気持ち。
バイク。バイクそのものというより、「機動力を上げたい」という気持ち。
人。こんな人になって、うきうきしながら、楽しく過ごしたい気持ち。
うさぎ。その頃、うさぎカフェの画像を見させてもらったことがあり、
潜在意識に、印象が残っていたのかも。
要は、私の”欲望のカタマリ”なわけですが、
それを一気に放出したことで、
ひと仕事した後のような充実感がありました。
このセラピーは、自分の気持ちに気づくことが目的。
ですが、部屋の目につくところに置いておくことで、
願望が実現しやすくなる効果もあるようです。
そのおかげか、今、心の奥底から「引っ越したい!」という思いがふつふつ。
こんな豪邸はとってもムリですが、
良い物件が見つかるといいなー。
アートセラピーの効果、
今後もお伝えしていきたいと思います!
ではではまた〜。
〔講座詳細〕
講座名:アロマコラージュ療法(R)
主催:国際アロマコラージュ療法協会
開催時間:2~3時間(スタンダードコースの場合)
開催地:全国
費用:6,000円(税抜、材料費込)
セラピーの種類:アロマテラピー、アートセラピー
セラピーのレベル:初・中級
セラピーの先進性:オーソドックス(根源的)
セラピーを活用できる場所:日常生活。セラピーサロン、学校、病院、被災地等
講座に向く人:アロマテラピーやアートセラピー、潜在意識などに興味を持つ人、子どもや被災地をサポートする心理療法家、支援者など
体験者:セラピスト編集部 半澤