現在発売中の「セラピスト10月号」で、「サロンの様々なコーディネート」を紹介しています。
ここで紹介するのは、インテリアコーディネーターでありながら、オーナーとして東京・世田谷区でスパを運営する島田姉妹。センスと思いが詰まった「スチームSPA Jelas」のフォトギャラリーです。
サロンの内装は手作り。床はダークブラウン、壁はターコイズブルーに配色することでオリエンタルな雰囲気を醸し出し、個性を演出しています。
施術ルームは、全てのシーリングを使うと部屋全体が明るくなり過ぎるという悩みがありました。そこでシーリングの数を減らして、施術室には仄かな明かりのLEDライトを使用。遮光のカーテンを閉めるとブルーの壁が穏やかな色に変化し、ゆったりとセラピーを受けられます。
ベッドのサイドテーブルには、LED電池式のアロマキャンドルを設置。ディフューザーのようなゆらぎ感があり、リラックス効果が高まります。
アジア系の雑貨店で選んできた小物や飾りをセンス良く活用しています。ラメ感や煌びやかさが、シンプルなデザインの店内を鮮やかな雰囲気に。下段のLEDライトで光る小物入れは、ターコイズブルーの壁に反射し、美しい造形が壁に浮かび上がります。
玄関に設置されている電気のブレーカーを、セレクトショップで購入したアジアンテイストのクッションカバーで隠しています。エアコンのダクト、玄関のチャイムなど、生活感を出さないよう工夫するのもアイデアのひとつといえます。
室内履きはモロッコから取り寄せたバブーシュ。玄関のタイルは廃材を活かし、室内と同じブラウン調に自ら仕上げました。サイドはプラスチック段ボールを貼り、おしゃれなタイル風にしています。これらも全て手づくりです。