12回目を迎えた「セラピー体験記」、今回は国際クレイセラピー(ICA)が主催する
「病気にならないセルフケアシリーズ第2回」の模様をお伝えします。
当日は2部構成で、第1部は「おまたぢから講座」、
第2部は「乳がんにならないための”おっぱいケア”」がテーマでした。
講師を務めるのは、一般社団法人日本おまたぢから協会の代表・立花杏衣加さん。
以前は看護師として医療現場で働いていたものの、激務から心身に不調を来たし、
自力で体調不良を克服したという立花さん。
医療現場の知識と経験に基づいた、リアルなお話を聞くことができました。
1部の「おまたぢから講座」では、”生理”について知ることから始まりました。
女性が健康で美しくいるために、切っても切り離せないのが生理。
ですが、立花さんによれば、日本では生理についてのきちんとした教育がなく、
「生理痛は体質」などと思っている人が多いとのこと。
鎮痛剤をのむ人が多いですが、鎮痛剤は中毒性があるうえ、身体を冷やしてしまうのだそうです。
「生理とは、前の1カ月間にどんな暮らしをしたかがわかるバロメーター」だと立花さんは言います。
女性の健康は、自律神経の乱れや冷え・緊張、食べたものなど、さまざまな要因がからんできます。
立花さんが調べたところ、どこの国でも生理は28日周期・3日間というものなのだそう。
「生理は大体1週間くらい続くもの」と教わった人が多いのではないでしょうか?
私も小学生の頃にそう教わったので、これにはかなりびっくりしました。
また、経皮毒などの観点から、生理用ナプキン選びにも気をつけた方が良いのは知られていますが、
どんなナプキンならOKなのかもお話してくれました。
ナチュラル好きなら愛用している人が多い布ナプキンは、あまりお勧めできないとのこと。
その理由は「不衛生だから」。確かに医療現場で血液が付いたものを使い回すことはないですよね。
目からウロコが落ちました。ただ、どうしても布ナプキンを使いたい場合は、酸素漂白剤で洗浄した方が良いそうです。
他にも、自然で健康な生理にまつわるお話を聞くことができました。
私の場合、特に気をつけたいのが夜更かし。
毎日寝る直前までPCやスマホを見ていますが、目と子宮はつながっているそうで、
夜に目を酷使すると子宮が虚血状態になるのだとか。
夜はだらだら目的もなく起きていることが多いですが、
できるだけ22時までには、電気を消してベッドに横になろうと思います。
最後に、参加者全員に、毎日出来る簡単なエクササイズを実践しながら学びました。
まず、私が指摘されたのは、「呼吸の浅さ」。
腹式呼吸のやり方を改めて学び、深呼吸の心地良さを実感しました。
その後、おまた筋を鍛えるエクササイズで、正しい筋肉の使い方を教わり、
第1部は終了。
立花さんがとても話し上手で、笑いも交えながら分かりやすくお話ししてくれたので、
あっという間に2時間半が過ぎていました。
イベント名:病気にならないセルフケアシリーズ第2回 第1部「おまたぢから講座」
主催:ICA
開催時間:2時間半
開催地:新宿村スタジオ
費用:ICA会員・日本おまたぢから協会会員/6,480円、ICA受講生&準会員/7,560円
検定&カモマイルクラブ会員/9,720円、一般/10,800円(税込、教材費含)
セラピーの種類:ホリスティック
セラピーのレベル:初級
セラピーの先進性:オーソドックス(根源的)
セラピーを活用できる場所:日常生活やセラピーサロン
講座に向く人:自然療法に興味のある方
体験者:セラピスト編集部AKI