3月7日発売の『セラピスト』2022年4月号には、高齢者が生き生きと毎日を過ごせるための活動を行っている、アロマセラピストの武智花梨さんが登場! セラピストが、そしてアロマテラピーが高齢者のためにできることを、現場での実体験を交えながら解説いただきました。
本ページでは、記事中でもご紹介する「脳わくわく体操」の練習問題と、回答&解説をお送りします。本誌未読の方も解説を楽しめますが、“脳に良い刺激が起こる理由”を理解してから挑戦すると、より実感できますので、まずはぜひ記事をチェックしてから挑戦してみてくださいね!
構成◎本誌編集部
「脳わくわく体操」に挑戦しよう!
武智さんが考案し、著書『長生きの手帳』のなかで紹介している脳活ワーク「脳わくわく体操」を実際にやってみましょう。問題は全部で3問です。お手元にメモとペンを用意して、答えを控えておきましょう。
簡単な問題ですが、挑戦してみると、意外な難しさや刺激を感じるかもしれません。
正解&解説をチェックしよう!
1. 「計算問題」の答え
①12
②12
③10
④17
ワーキングメモリ(working memory)とは、短い時間に心の中で情報を保持し、同時に処理する能力のこと。「作業記憶」とも呼ばれています。想像力や一時的な記憶力が必要となる「計算」を行うことで、ワーキングメモリを鍛えましょう。
2. 「なぞなぞ問題」の答え
①鷲
アイロンをかけたらシワが消える。逆さにかけたので答えは「ワシ」
なぞなぞは、「なんぞ なんぞ」と問いかけて答えを求めるお遊びです。
その昔、平安時代の「枕草子」には「なぞなぞあはせ」という左右に分かれて謎をかけ合う遊びがあったことが記されています。室町時代になると、謎を集めた本が作成されています。
何歳になってもなぞなぞは夢があって楽しいですね。
3. 「記憶問題」の答え
2個
クローバー♣︎は2個登場していました
トランプの4つの絵札(スート)には、季節、時間、意味、象徴、職業、星座など、実はいろいろな意味が。 たとえば季節であれば、「クローバーが春」、「ダイヤは夏」で、「ハートは秋」、そして「スペードは冬」を表しています。
クローバー(クラブ)は、これからの季節にぴったりですね!
「脳わくわく体操」監修者
アロマセラピスト。(株)マダムジュンコインターナショナル代表取締役。Aromatic laboratory 主宰。高齢者のコミュニケーションの場を提供し、健康維持について研究する場、Senior library 愛莉愛 主宰。著書に『アロマテラピー1級・2級 CDと問題集であっという間に合格できる本』『生徒の合格率100% アロマテラピーインストラクター試験問題集』(小社刊)などがある 。