最近の不調に対する身体へのアプローチ。本誌では、サロンで行う手技を解説しました。ウェブでは、自宅でできるセルフケア法を、シリーズでいくつか紹介します。
今回は、「腰痛」に対するアプローチ、その2です。
構成◎本誌編集部
腰の痛みは、骨盤の捻れも一因に
腰痛のケア。前回はタオルを敷く方法で、腰の痛みを緩和させる方法をご紹介しました。今回は、骨盤が捻れていることによって、痛みが生じている場合のセルフケア方法をご紹介します。
例えば、右足のほうが少し長い、左に捻れやすいといった傾向はありませんか?これらは、骨盤に捻れが生じている証拠。それにより、仙腸関節痛や背骨の痛みを感じている時は、次のワークで整えていきます。
自分の身体がどうなっているかを知ると同時に、調整もできるオススメワークです。
実践してみよう!「腰痛」のセルフケア
右足を組み、前屈します。
左足を組み、前屈します。
痛みを感じるのはどちらですか?
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右のくるぶしを膝に乗せて、前屈します。
左のくるぶしを膝に乗せて、前屈します。
痛みを感じるのはどちらでしょう?
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痛みを改善させるには、痛みを感じたほうと逆の足を組み、前屈すると、痛みが緩和します。
(写真の場合は、左のくるぶしを乗せて前屈をするのが明らかにきつかったため、右のくるぶしを乗せて前屈していきます)
前屈だけではなく、後屈(骨盤を後湾)させて楽になるのであれば、後屈を。
関節の歪みが次第に調っていきます。
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