最近の不調に対する身体へのアプローチ。本誌では、サロンで行う手技を解説しました。
ウェブでは、自宅でできるセルフケア法をシリーズでいくつか紹介します。
今回は、「セルライト足」に対するアプローチ、その1です。
構成◎本誌編集部
「セルライト足」を防ぐためのポイント
老廃物の未回収やリンパ液の低下によって起こるセルライト足。それを防ぐには、歩くなどの運動が効果的ですが、アイテムを使って「強制的に巡りを良くする方法」もあります。その一つが、包帯を巻く、バンデージでのセルフケア。巻くことで筋肉収縮を促し、深部リンパ管を活性させ、同時に表層のリンパ液も流します。着圧ソックスなどのアイテムがありますが、バンデージであればより安価に、自分の足に合わせて圧を加えられます。運動や温めケアと並行して行うと、さらなる効果が期待できます。長くても30分を目安に取り外します。
実践してみよう! 「セルライト足」のセルフケア
①親指から巻いていきます。薬局で売っている一般的な弾性包帯をバンテージに使います。親指、人差し指をぐるっと巻いたら、足の甲にも圧をかけるように覆っていきます。
②足に対する圧を均一にすることがポイント。ですから、バンデージの幅が常に均一になるように巻いていきます。ねじれたり、よれたりしたら巻き直して。足の甲から足首へ。
③バンデージは、少し重ねながらも一重に巻いていきます。圧は、自分の心地よい強さでOK。膝の下までカバーします。外すと一気に血流が開放され、心地良さも味わえます。眠る前にバンデージをして就寝しても良いでしょう。ただし無理のない程度に。