最近の不調に対する身体へのアプローチ。本誌では、サロンで行う手技を解説しました。
ウェブでは、自宅でできるセルフケア法をシリーズでいくつか紹介します。
今回は、「セルライト足」に対するアプローチ、その2です。
構成◎本誌編集部
「セルライト足」を防ぐためのポイント
セルライト足のセルフケア。前回はバンテージを巻く方法を紹介しましたが、続いてはセルフマッサージの方法を解説します。セルライト足が生まれる原因に「運動不足による筋力低下」が挙げられますが、特に腹筋が弱いと、そけい部などの” 足の内側” にセルライトが溜まりやすくなるそうです。また、そけい部は腎経が走っており、ここが弱くなると子宮や卵巣、月経のトラブルにも関係してきます。たかがセルライトではなく、されどセルライト。そけい部や足首などにアプローチするセルフマッサージで、ぶよぶよ足も婦人科の不調も未然に防ぎましょう。
実践しよう! 「セルライト足」のセルフケア 〜足首まわし〜
片足を台の上に乗せます。足首の正面のくぼみを親指でぐーっと押さえ、つまさきを上下に動かします。やってみると意外とキツいですが、ふくらはぎが動いているのが感じられ、次第にポカポカと温かくなります。お好みの回数で。
実践しよう! 「セルライト足」のセルフケア 〜そけい部の圧迫〜
先ほどと同様に、片足を台の上に乗せます。両手の親指でそけい部の先端部分を押さえ、身体を前方に倒して、さらにそけい部を圧迫させます。そけい部の詰まりがとれ、血流循環が促進されます。自分が気持ちいい程度に続けます。
実践しよう! 「セルライト足」のセルフケア 〜足全体のマッサージ〜
下から上に向かってマッサージしていきます。手の4 指は足の裏側に沿うように、足首からそけい部まで丁寧に触れていきます。足の内側を意識すると、腎の経絡にアプローチ出来ます。