こんにちは!
セラピスト編集部の青木です。
7月28日(金)、生活の木が主催し、開催された
~夏の香りを愉しむ~
魅惑の国 インドネシア大使館で過ごす夕べ
に参加した模様をレポートします。
普段なかなか入ることができない大使館で行われる
大好評の特別なセミナー。
生活の木が主催し、大使館で行うセミナーは、ニュージーランド、ブルガリアそして
インドネシアで3カ国目の開催となりました。
会場に入ると、シトロネラの香りと、インテリアや装飾で、
一気にインドネシアに来た気分に浸れました。
このイベントには、「ジャワ」をイメージした装いでとドレスコードがあり
参加者のみなさんも、インドネシアの伝統的な染め物”バティック”や
色鮮やかな衣装に身を包み、とても華やかな会場となっていました。
(写真:インドネシア伝統のバティック)
まずセミナーでは、
インドネシア共和国副大使のベン・P・ドラジャット氏の開会の挨拶から
始まりました。
(写真:インドネシア大使館副大使のベン・P・ドラジャット氏)
第1部は、AEAJ認定アロマテラピープロフェッショナルで、
セラピスト誌でもおなじみの佐々木薫さんによる
「魅惑のアウトドアアロマ「シトロネラ」を訪ねて」
(写真:佐々木薫さん)
佐々木さんは昨年の12月に、
インドネシアのシトロネラの畑や蒸留所を訪れた時の
お話を交えながら、シトロネラの使われてきた歴史や
シトロネラのジャワタイプとセイロンタイプの成分の違いなどを
解説してくれました。
また、シトロネラは、アウトドアアロマと言われるほど、
虫除け効果を持つこと、シトロネラに含まれるどの成分が、
そのような効果があるのかなども詳しく解説してくれました。
その後は、
インドネシア大使館のシェフによる「ジャワ料理」に舌鼓をうちました。
暑い国の料理ならではの、スパイシーな料理。
そしてレモングラスなどハーブを使用した爽やかな香りをまとう料理。
普段なかなか食べることのできない本格的なインドネシア料理を味わうことが出来ました!
食事の間には、東京のインドネシア学校に通う生徒さんたちによる踊りも披露され、
インドネシアの文化を感じることができました。
食事の後は、
第2部として、アリ・ヌルサンティさんが講師をつとめ、
楽器の鳴らし方を教えていただき、
参加者全員で、音楽療法にも用いられる
インドネシアの伝統楽器「アンクルン」を演奏しました。
アンクルンは、2010年にUNESCOの無形文化遺産にも
登録された竹でできた楽器です。
音階があり、大人数で音を奏でると、
風鈴のような、涼やかで、ゆらぎのある音に癒されました。
トリを飾る第3部は、
生活の木のチーフアロマブレンダーで調香師の津田啓一郎さんによる
「魅惑のジャワフレグランス」
シトロネラの香気成分である”ゲラニオール””シトロネロール”についての解説から始まり、
香り立つインドネシアをイメージした香りのブレンドについてお話くださいました。
(写真:津田啓一郎さん)
亜熱帯、熱帯に位置するインドネシアの、
生命力の強い植物や空気感、
町や人の雰囲気。
そして、アジアのエキゾチックで、熱気や活気のあふれる、
開放感を感じる香りを津田さんがイメージし、
調香したブレンド精油を用いて、
バスオイルを作成しました。
香りは、シトロネラ香気成分であるゲラニオールとシトロネロールを活かしつつ、
お風呂のリラックスタイムに合う2種類のブレンド。
「ジャスミン&ネロリ」と「プルメリア&ラベンダー」
から1つを選択できました。
ジャスミン&ネロリの香りは、シトロネラの香りに、柑橘系の爽やかな香りが加わり、
そして、ふわっとジャスミンを感じる瑞々しい爽やかな香り。
プルメリア&ラベンダーは、シトロネラの香りに、ラベンダーやプルメリアのフロリーな香りと、
サンダルウッドなど重厚感のある香りが加わり、華やかで落ち着きのある大人な香り。
私は、ジャスミン&ネロリをチョイスしました。
トップ、ミドルそしてベースノートの香りが巧みなバランスで調香されており、
2つとも本当に素敵な香りでした。
(写真:フレグランスクラフトで作成したバスオイル)
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今回のセミナーでは、
日本に居ながら、
インドネシアを訪れたようなさまざま体験をすることができ、
また、シトロネラをはじめアロマについての知識を深めらる貴重な機会となりました。
嗅覚や味覚など五感すべてを通して、
魅惑の国インドネシアを体感できる素敵なセミナーでした。
〔講座詳細〕
セミナー名:〜夏の香りを愉しむ〜魅惑の国インドネシア大使館で過ごす夕べ
主催:株式会社生活の木
開催時間:約3時間
開催地:インドネシア共和国大使館(東京)
費用:13,824円(税込・教材費含)
セラピーの種類:アロマテラピー
セラピーのレベル:初級
セラピーの先進性:オーソドックス(根源的)
セラピーを活用できる場所:日常生活やセラピーサロンで
講座に向く人:アロマに興味のある人、調香に興味のある人、外国に興味のある人
体験者:セラピスト編集部 青木