日本最大の面積と貯水量を持つ湖「琵琶湖」のすぐそばで、ハワイ伝統療法ロミロミを受けて学べる「ALOHAPOOLサロン&スクール」。自然に囲まれた癒しの環境で味わうロミロミを、ぜひ受けてみませんか?
取材・文◎中澤小百合
ネイティブハワイアンの師から受け継いだ「ロミロミ」を提供
「ALOHAPOOL(アロハプール)」はハワイの伝統療法ロミロミを軸に薬草やアロマなどを使った自然療法を展開するサロン&スクール。2011年に東京・代々木上原でスタートしたサロンは、2019年に滋賀県彦根市に移転してリニューアルオープン。琵琶湖からも程近い立地で、のどかな自然が魅力のサロンです。
緑に囲まれたサロンは「氣」の流れが良いとお客様からも好評。写真右は足湯の際に羽織る近江麻のバスローブ
「ここは私が生まれ育った土地で、子供の頃に住んでいた民家を再利用し、サロンとして使っています。お客さまにリラックスしていただくのはもちろんのこと、私自身も自然に助けられ、穏やかでいられるようになりました」と話す、オーナーセラピストの眞野あゆなさん。
「ALOHAPOOL」オーナーセラピストの眞野あゆなさん。
施術後のアフターティーには庭で採れる季節のフルーツやお花を添えてお出しするなど、自然の環境を生かしたサービスが好評です。
施術後のアフターティーには
庭で採れる季節のフルーツや花を添えて出している。
ALOHAPOOLが提供するのはハワイ島に住むネイティブハワイアン、デェーン・カオヘラニ・シルヴァ師から学んだ「ローカヒロミロミ」にアロマや薬草などを加え、クライアント一人ずつの症状に細やかに対応する施術。
「ハワイではマナと言われるエネルギーのバランス(ローカヒ=調和)が取れていることが健康のために必要だと考えられています。ロミロミを行う際には必ず神や自然に祈りを捧げ、祈りやマナの通わない施術はロミロミではないと教わりました。自然や見えない存在がサポートしてくれて、自分が媒体となってお客さまを癒すという素敵な考え方です。ローカヒロミロミの特徴はボディとヒーリングのバランスがとれている点。ハワイ語でHā(ハー)と言われる呼吸によってマナを循環させ、心を癒しながらも身体の歪みや痛みへは解剖学的視点で総合的にアプローチすることのできる技術です」と眞野さん。
服を着たまま、座位で受ける「ロミノホ」という技術もあり、
呼吸を合わせながら短時間でも心身が整う。
ホットストーン、ヘッドケア、レイキヒーリングなど、これまでに身につけたさまざまな施術とロミロミを組み合わせたメニューが充実しているのも特徴です。
「コロナ禍が始まる直前にこちらに移転しましたが、昨年から世の中の流れや人々の意識の変化を実感し、ロミロミの施術がよりしっくり腑に落ちるようになりました。そんな変化の中で、学んだままメニュー化できずにいたヒーリング系の施術ももっと入れていきたいと思うようになりました」
庭で採れる季節のフルーツや花を添えて出している。 服を着たまま、座位で受ける「ロミノホ」という技術もあり、
呼吸を合わせながら短時間でも心身が整う。
さらに、今年の9月からは、「ビオスチーム」という発酵スチームセラピーのメニューの導入予定だといいます。日本の文化でもある発酵技術と薬草を掛け合わせたもので、よもぎ蒸しのように膣から吸収することで心や腸のバランスが不安定な方、妊活中の方、また美容や健康的なダイエットを目指す方にも大きなサポートができると考えています。
施術を受けるだけでなく、学びの環境も充実した「ALOHAPOOL」
スクール部門では、昨年からオンライン授業もスタート。ALOHAPOOL独自のクラスや座学はオンラインを選ぶことができ、遠方から受講される方も増えたといいます。
「滋賀県以外では、京都、大阪、兵庫、東京などからも、せっかくなら自然の多い場所でと、田舎と呼べる環境を選んでもらえることも増えてきました。」
スクールで学ぶ生徒さんたち。
フレックス制のプライベートレッスンなので少人数でしっかり指導を受けることができる。
ハワイ島のヒロに本拠地を置くローカヒロミロミにおいては現在、日本支部も発足しており、ローカヒロミロミジャパン認定セラピストを目指せる環境が全国にあります。ハワイ語でOhanaオハナ(=家族)と呼び合える同じ志を持つ仲間と知り合えるのもこのロミロミを学ぶメリットの一つと言えます。
自分が自然体でいられる環境で、よりオリジナリティを追求したメニューを充実させていく。そんな姿勢がお客さまを呼ぶ好循環を生んでいます。
連絡先
ALOHAPOOL -自然療法サロン&スクール-
〒529-1154 滋賀県彦根市千尋町23
info@alopoo.com https://www.alopoo.com/