ライフスタイルに合わせて選択を
セラピストになるためには、セラピスト養成スクールに通い資格を取得してサロンに勤める。その後、独立開業という方法が思い浮かびます。ただし、その方法が全てではなく、独学やいきなりサロンに勤める方など、さまざまなルートをたどりプロになっているようです。
どの道を進むのかは、あなた次第。仕事をしながらプロを目指すのか、それとも子育てをしている途中なのか──。あなたのライフスタイルや経済状況を踏まえて、選ぶことが望ましいでしょう。
以下に、セラピストになるための代表的なステップを5つに分けて紹介し、それぞれのメリット・デメリットも合わせて解説します。
セラピスト転身パターン
施術を受けセラピーの魅力を知る。
あるいは体を壊しセラピーに癒される。
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今度は自分がそのセラピーの魅力を多くの人に伝えたい。同じ悩みを持つ人を助けてあげたいと思うように。
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学校探し。
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入門コースを受講し、資格取得。
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アドバンスコースなどでスキルアップ。
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就職。
経験を積み独立・開業。
メリット
- 学校で仲間(同志)ができる。
- 基礎から学べる。
- 資格があることで信頼される。
デメリット
- 怠けてしまう危険性がある。
- 意志の強さが必要。
セラピスト転身パターン
一般企業に就職。
あるいは結婚、出産を経験。
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セラピーと出合い、魅力を知る。
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仕事を続けながら、時間を有効活用して勉強しようと決心。あるいは子育てをしながら空いた時間に勉強しようと決心。
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通信講座を受講し資格取得。
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スキルアップのためにスクーリング講座を受講。
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講師になる。就職する。独立開業する。
メリット
- 時間を有効活用できる。
- ライフスタイルに合わせて学べる。
- 自分のペースで勉強できる。
- 記述勉強により暗記力が高まる。
デメリット
- 怠けてしまう危険性がある。
- 意志の強さが必要。
セラピスト転身パターン
お客として通っていたサロンで働きたいと直談判。
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見習いとして事務や受付から掃除まで、さまざまな業務を行う。
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先輩セラピストに直接学びながら、知識や技術を身につけていく。
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セラピストとして、その店でデビューする。
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足りない部分を補うため、スクールやセミナーに通う。
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一人前のセラピストとして認められ、正社員になる。
メリット
- サロンワークを体験することが出来る。
- お客のニーズを直接、汲み取ることができる。
- 経験豊かなセラピストからサロンで学ぶことが出来る。
- 収入を得ながらスキルアップできる。
デメリット
- 経験不足の状態で施術をしてしまう危険性がある。
セラピスト転身パターン
アロマテラピーや美容に興味を持つ。
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同じ趣味を持つ人たちとの交流を通して、知識を深める。
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独創的なアイディアや豊富な知識によりオリジナルの発想を生む。
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頼まれて施術をしたり教える機会ができ、お金をいただく。
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仕事にする。
メリット
- 好きを仕事に出来る。
- スキルアップのための勉強を積極的に行える。
デメリット
- 趣味と仕事の境界線が引きにくい。
セラピスト転身パターン
海外滞在中にセラピーと出合い魅力を感じる。
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帰国後お金を貯めて、本場のセラピーを学ぼうと決心。
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現地のスクールでセラピーを学ぶ。
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現地の生活・文化を体験しながら、そのセラピーの本質に触れる。
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資格取得後、現地でセラピストとして働く。
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帰国後、独立開業。他店にはない本場のセラピーをお客に提供。
メリット
- 本場のセラピーを学ぶことができる。
- 発祥の地の文化に触れ、背景を知ることで、深いセラピーを実践できる。
- 外国語を取得できる。
- 外国で生活することで、強い精神力が身につく。
- 人種の壁を越えて、さまざまな国の人たちをケアできる。
デメリット
- 費用がかかる。語学の壁がある。