現在発売中の「セラピスト4月号」では、
「施術力がもっと上がる!セルフ・メンテナンス術」を特集しています。
これまで本誌がさまざまなセラピストさんを取材してきた中でも、
「痛めたことがある」と特に声が多かった「首」「手」「腰」「足」の4部位に
「心」も加え、いつまでも仕事を続けられる身体を作るための方法を紹介しています!
今回、「腰」のパートでエクササイズを紹介していただいたのは、
ピラティスやヨガのインストラクターであり、理学療法士でもある中村尚人さん。
腰痛にならない身体を作るために、中村さんは
「腸腰筋を使える身体を作ること」
「全身を機能的に使い、流れるように動ける身体になること」
を重視しています。
この2つが改善されれば、腰痛になる可能性はグッと減るそうです。
それでは、それぞれのエクササイズを1つずつご紹介します。
●腸腰筋エクササイズ
「蹲踞(そんきょ)」の姿勢をとります。
手をついて状態を前に倒します。
脇腹と太ももが密着した状態のまま、お尻を上げていきます。
そのまま上体を起こします。
●流れる動きのエクササイズ(下半身)
「腰割り」の体勢からスタートします。
左膝に両手を起き、身体を左向きに回転させます。
右足を内転させて左足の下に入れます。
手は左膝に置いたまま立ち上がり、右足をゆっくり上げます。
「どちらのエクササイズも、回数はさほど重要ではありません。
身体を機能的に動かすことの心地よさを感じながら行いましょう」(中村さん)
本誌では、さらに数多くのエクササイズを紹介しています。
セラピストは身体が資本。
ハードな施術に負けない心身を作りましょう!