セラピストがボディトリートメントを行う際に、以外と軽視しがちな「タオルワーク」ですが、素早く的確なタオル捌きが出来れば、顧客満足度やセラピストの技術向上にも繋がります。セラピスト本誌2月号では、フットバスからホットタオルによる拭き取りまで、今すぐ活用できるタオルワーク・テクニックを紹介していますが、ここでは本誌未掲載の腹部のタオルワークを解説します。
サロンで実践できる「タオルワークテクニック」
2枚の大判タオルを用意し、上半身と下半身にそれぞれかける。腹部のトリートメントで施術部位を出す時は、下のタオルを少し浮かせ、スルスルッと左右にスライドさせながら引き抜くと、タオルが体に当たらず顧客のストレスもなく、素早く出来る。
引き抜いたら胸の上で3つ折りに。
施術後は、ホットタオルでオイルを拭き取り温めたら、3つ折りしたタオルを腹部にかける。
タオルは隅を持つように心がけ、常にピシっとキレイな状態をキープ。迷いがなく無駄のない動きは施術以外に腹部が出ることもなく、美しくもある。