セラピー体験記第3回は、
2016年4月26日(日)に行われた、
アロマセラピストの小林ケイさん(以下、ケイさん)のセミナーについてお届けします。
まずこちらの書籍をご覧ください。
弊社発行の小林ケイさんの著書、『人生を変える!! 奇跡のアロマ教室』です!
そもそもこの本は、
「ケイさんのアロマの授業って凄いんです!」
というライターさんの声から制作が決まったもの。
横浜で小さなアロマ教室を個人で開いているケイさんですが、
東北や沖縄などの遠方からも、
生徒さんがどんぶらっこっこ、どんぶらっこっことやってくる・・・。
「精油をちゃんと感じられる授業が受けたかった!」
「私が望んでいた学びはこれだった!」という方ばかり。
そんなケイさんの教えの凄さを知りたいと、
書籍発行記念の弊社セミナーに、セラピスト編集部員である私も参加。
今回も、石川や福島など、遠方からの生徒さんがいたり、
ケイさんの本を5冊持参してきた男性もいるなど、
期待ムードのなか、授業が始まりました。
「エッセンシャルオイルの”エッセンシャル”とは、どんな意味だと思いますか?」とケイさん(写真右)。
「エッセンシャルとは、”エッセンス”。つまり、”本質”という意味。
エッセンシャルオイルは、『本質のオイル』ということなのです」
たしかに!!!
すっごい当たり前のことなのに、全然気づいていませんでした。
エッセンシャルオイルには、植物の本質が表れている・・・。
名前そのまんま。
植物の本質を表現したものだと思うと、
アロマセラピーを行うときの意識も変わりそうです。
続いて、植物の本質を感じ取るために、「香りのイメージング」をしていきます。
①精油の名前を隠したまま、香りを嗅ぎます。
②先入観無しにイメージを感じ、絵にしていきます。
ちなみに私がイメージした精油はこんな感じ(イラスト下手です。ご容赦ください)。
【1つめ】子どもの頃の夏の日。ひたすら楽しかった過去の記憶が蘇る。
【2つめ】脳がすっきり。脳にしゅわしゅわしたサイダーが流れたような感じがしました。
【3つめ】お腹にどすーんと力がきて、下から上に力が上がってくるイメージ。
何故か、ぱっさぱさの乾いた毛の猫が思い浮かびました。
ケイさんいわく、「乾いた質のある精油だから、そう浮かんだのかもしれないですね・・・」とのこと。
さてこれらは何の精油でしょうか?
1つめ…ベルガモット
2つめ…ローズマリー
3つめ…ベンゾイン
同じ精油を嗅いでも、参加者の皆さんの感想はさまざま。
ローズマリーは胸が開くイメージがあったり、
ベンゾインはチョコレートを思い浮かべたりといろいろ。
人の想像力は無限大。
100人100通りの香りの感じ方があるんだなあ、と改めて勉強になりました。
さらにケイさんは、3つの精油について、抽出部位や色から解説を加えてくださりました。
ベルガモットは柑橘系でありながら、「緑色」をしているので、
カラーセラピー的には”調和”の質があると分析できるのだとか。
そのため、人との調和を望みつつも、
それにちょっと疲れている方に好まれる香りだそうです。
ローズマリーは部屋に引きこもりがちの方によく好まれる香り。
(鬱滞した気持ちが、すっきりするから?)
ベンゾインは、別名テディベアオイルと言われ、
安心感を与えてくれるんだそうです。
それぞれの精油が、どのようなシチュエーションで重宝されるのか。
それが分かるのもありがたいですね。
続いて、アロマトリートメントの練習です。
エフルラージュもさることながら、
施術前に余計なエネルギーをとること(フリクション)も大切なんだそう(コレ↓)。
実際に実技でやってみると、たしかに、何か余計なものが落ちる気配が・・・。
アロマトリートメントのキホンの手順も、しっかりと教えていただきました!
精油のイメージングと施術の両方を体験させていただき、
言語化できない情報をたくさん受け取った気がします。
人のケアをすることができて、自分自身も豊かな体験ができる。
セラピストさんってやっぱり素敵な仕事だなあとしみじみ思いました。
ケイさんの授業、ぜひ横浜のスクールでも受けてみてください!
ではではまた〜〜。
〔講座詳細〕
講座名:他では教えてくれない「香りの本質」を学ぶアロマ実践セミナー
主催:BABジャパン
開催日:不定期(10時〜17時)
開催地:東京・神楽坂
セラピーの種類:アロマセラピー、リラクゼーション的、ホリスティック的
セラピーのレベル:初級
セラピーの先進性:オーソドックス(根源的)
セラピーを活用できる場所:自宅、サロン、福祉施設、病院、その他どこでも
参加人数:16名(体験日)
参加者の属性(体験当時):セラピスト、アロマ愛好家 など
体験者:セラピスト編集部 半澤