数年前より一般でも受ける人が増えてきた「遺伝子検査」。今回は、高輪クリニックでの肥満遺伝子検査の体験レポートをセラピスト編集部員がお届けします。
取材・文◎本誌編集部
今まで分からなかった自分の体質が、遺伝子検査で一発で解析できる!……ということで、行ってきました遺伝子検査。
いろいろなメーカーさんが数年前から取り組み始めているこの検査ですが、東京・北品川の高輪クリニックでは、2003年という早い段階から遺伝子検査を実施。
(こんな検査結果をもらえます!他にもいろいろ!)
理事長の陰山康成先生は、鍼灸やアーユルヴェーダなどの伝統療法にも精通するほか、遺伝子検査も早期から取り組んできた、医療業界の革命家。
そんな先生の下で行われている遺伝子検査は、内科・歯科の検査も同時に調べてもらえるという超おトクな内容。
他の臓器の状態も分かるので、遺伝子以外のことも気になる方におすすめです。
ちなみに、今回遺伝子検査を体験した編集部員Hは、
・胃の調子が悪い
・歯の噛み合わせが悪い
・身体の酸化具合が危険領域!
・血管だけ(?)は良い感じ
などなどを教えていただきました。
そして、肝心の肥満遺伝子検査です。肥満遺伝子検査は、各メーカーなどによりさまざまな方法がありますが、
高輪クリニックでは、
・内臓脂肪型のADRB遺伝子
・皮下脂肪型のUCP1遺伝子
・痩せ形のADRB遺伝子
の発現度合いを調べていきます。
検査方法は、「髪の毛を2~3本抜く」というシンプルなもの。
検査時に、病院で3本ほど抜いていただき、3週間ほどで結果が出ます。
その結果はコチラ。発現度1~3の度合いではかります。
・内臓脂肪型のADRB遺伝子→発現度2(影響ややあり)
・皮下脂肪型のUCP1遺伝子→発現度2(影響ややあり)
・痩せ形のADRB遺伝子→発現度3(影響かなりあり)
の発現度合いを調べていきます。
この結果をどんな体質であるかを要約すると、
「筋肉がかなり付きづらくて、炭水化物も脂質は逆に付きやすい」
→けっこう太りやすい?!ということでしょうか……。
(アザラシのイラストはイメージです)
ちなみに、高輪クリニックの研究によると、
内臓脂肪型のADRB遺伝子……アーユルヴェーダの「カパ」タイプ
キーワード:色白、ぽっちゃり、忍耐強い、ゆったり など
皮下脂肪型のUCP1遺伝子……アーユルヴェーダの「ピッタ」タイプ
キーワード:中肉中背、正義感、リーダーシップ など
痩せ形のADRB遺伝子……アーユルヴェーダの「ヴァータ」タイプ
キーワード:繊細、疲れやすい、フットワーク軽い など
と関連があることが分かっています。
つまり、各遺伝子の発現具合を知ることで、アーユルヴェーダのドーシャも分かるということ。
興味深いですね。
編集部員Hの場合、自己分析ではカパ&ピッタだったのですが、遺伝子的にはヴァータの発現が最も高いことから、その気質、おすすめの健康法などを教えていただきました。
そう言われてみると、子どもの頃はガリガリだったような。今はミニアザラシですが・・・。
《ヴァータタイプの気質》
・手足が細長く痩せ形 一度太ると痩せにくい
・アタマの回転がはやく、冷静沈着に物事を進めるタイプ
・緻密な仕事に向く(適職:職人や技術職、IT系、通訳、会計士、弁護士、医療関係)
《ヴァータタイプの食事》
・3食しっかり摂る
・タンパク質→野菜の順で食べる
《ヴァータタイプの健康法》
・筋肉がつきづらいので筋トレ
・リラックスタイムを設ける(アロマセラピー&ハーブ)
これを見ると、無意識に日頃やっているケアもいくつかあり、「人は自分の体質を無意識に知っているのかも?」と思わせる内容でした。
遺伝子&体質の世界は奥が深い・・・。
ぜひ皆さんも、高輪クリニックでの遺伝子検査を受けてみてください。
一生モノの健康法が分かりますよ~!
☆高輪クリニックでの無料の肥満遺伝子検査を50名様にプレゼント!
詳細は下記クレジットまで(『セラピスト誌を見た』とご連絡ください(保険診療2,840円が別途かかります)。
また検査データは、厳重に保護した上で、高輪クリニックと日本オミックス医療学会(http://omics.jp/)の研究資料とさせていただきます。
医療法人社団 癒合会 高輪クリニック
TEL03-3449-4909 http://www.takanawa-clinic.com/までお問い合わせください。