本誌最新号で最終回を迎えた、管理栄養士・川上えりさんの人気連載「セラピストのためのプラスの栄養学」。毎号、なりたい身体作りのために必要な栄養素とレシピをご紹介してきましたが、最終回では「心の乱れやすい時期も、楽しく前向きに」をテーマにお送りします。不安定な時期、不安定な時代だからこそ、ストレスや疲れがたまり体調にも現れがち……という方に向けて、食事でできる心の整え方を解説。本誌では紹介しきれなかったもう1つの“心の健康レシピ”を、webで特別に公開します!
構成◎本誌編集部
ちくわの緑茶揚げ
材料(2人分)
・ちくわ…4本
・薄力粉…大さじ4
・水…大さじ4
・粉末緑茶…小さじ1
・サラダ油…適量
作り方
①ちくわは、大きく斜めに切る。
②ボールに薄力粉、水、粉末緑茶を入れさっくり混ぜ合わせる。
③熱した油であげる。
おすすめ食材『緑茶』
「緑茶に含まれるテアニンは旨味・甘味成分の1つ。テアニンには脳波のα波を増加させるリラックス効果があります。また、血圧を低下させる効果も注目されています。緑茶をよく飲む人は、うつ病や認知症になりにくいという研究結果もあります。」(川上さん)
他にも、「セラピスト6月号」本誌では2つの“心の健康レシピ”「トマトとサーモンのカルパッチョ」「ほんのり甘いバナナジュース」を紹介しています。身体も心も不調を感じてからではダメージが大きいですから、お手軽レシピを日頃から意識的に取り入れ、不調を寄せ付けない心身を作りましょう♪
約2年に渡っての連載は今号で最終回となりますが、セラピストにとって覚えておきたい栄養の常識が詰まっていますので、バックナンバーで何度でも読み返してみてくださいね。(※「セラピストのためのプラスの栄養学」連載は、2020年6月号〜2022年8月号で掲載。2021年2月号は休載)