『セラピスト』2月号では、今年こそ夢を実現!『サロン開業』をテーマに特集しています。現在、個人でサロンを開業する人が増えていますが、開業スタイルはさまざま。一人ひとり、それぞれのストーリーがあります。ここでは、レンタルサロンで開業した人に何故セラピストになったのかや開業前後の想いを伺いしました。
これから開業しようと思っている人の励みになるメッセージが見つかるかもしれません。
構成◎本誌編集部
共通質問
Q1:セラピストになったキッカケ、なろうと思った理由は?
Q2:開業するまでに大変だと感じたことは?
Q3:開業するまでにやっておけば良かったと思うことは?
Q4:開業して良かったと思うことは?
三木佳奈さん
「プライベートサロン cocoroism」
サロンの特徴
ひとり一人の悩みに合わせ、精油を調合。身体全体の疲れを流していく。精油を用いた熟眠メソッドで頭皮を刺激し、頭の疲れをリフレッシュ。ストレッチと軽いトレーニングを融合させ、悩みのない美しい身体へ導いてくれる。
<HP>https://www.instagram.com/kana.coco.2021/
Q1. 前職の宝塚歌劇団団員だった時期に、怪我が多く毎日悩んでいました。そんな時にかかりつけの整体師さんが、身体のケアだけではなく、楽しいお話をしてくださり、心のケアまでしてくださいました。そのおかげで、毎日、頑張ることができていました。コロナ禍になり、これまでより孤独やストレスを感じる時代に心身共にお客さまを支えられるようになりたいと思い、セラピストになると決心。その後サロンへ勤務し、経験を積んでから、レンタルサロンで開業することにしました。
Q2. 何年間も数え切れないほど、他のサロンさんに施術をしてもらいに行っていました。その時の経験があったため、「私が理想とするサロンはどのようなスタイルなのか」を考えることができました。開業後、軌道に乗るまでは、レンタルサロンをお借りしようと思い、サロンを探しましたが、居住用の賃貸物件を借りるのとは違い、事業用の賃貸物件を借りるのは初めての経験でしたので難しく感じました。
Q3. もっと早い段階でチラシや名刺を作り、知り合いの方々に宣伝をしたりホームページを作ったりして知名度をあげておくと良かったのでは……と感じます。
Q4. 会社員だった頃はお客さまを決まった時間までに施術を終わらせ、次の方……、と、おひとりお一人と向かい合う時間が少なかったのが、今は1日4人までと限定しているので筋肉の状態や日頃の生活習慣全てをお話しできこれまで以上にやりがいを感じております。