セラピスト6月号 第一特集WEB連動記事
「セラピスト6月号」第一特集でも見事なフェイシャル技術を伝授してくれた、大山招子さん。年間3000人以上の方の女性のカウンセリングや臨床に関わる大山さんに、たるみ・くすみの改善に効果的なセルフケアを教えていただきました。バスタイムに行うと、より効果的なこのトリートメント。
毎日のバスタイムを上手に使って、明日のキレイをつくりましょう!
取材・文◎大石治子
毎日のバスタイムを上手に使って、明日のキレイをつくりましょう!
取材・文◎大石治子
腋の下に手を入れ、大胸筋を肩の方向にすくいあげるようにして10回ほどもみほぐしていきます。もむと少しハリや痛みを感じる方もいるかもしれませんが、これがほぐれることで、解毒を促しリンパの流れがよくなっていきます。終わったら反対側も同様に。
鎖骨は毒素排出を促す上での重要な場所。鎖骨に指をぐっと入れて、首をゆっくりと2~3回まわしていきます。押さえながら回すことで、鎖骨に付着している筋肉が緩み、コリがとれて、顔や首にたまっている老廃物がどんどん排出されていきます。
顔の歪みやたるみの原因のひとつとなるのは、顎関節のズレです。顎関節付近を指でほぐしながら、「ア・イ・ウ・エ・オ・エ・オ・エ・オ」と1~2回発声を続けます。普段あまり使うことがない、表情筋を大きく動かすのがポイント。表情筋がほぐれてきて、顔がスッキリしてきます。
解毒効果もある「カッサ」を使います。自分がこうなりたいと思うリフトアップされた顔をイメージして、上から下にすべらせるようにして、引き上げていきましょう。頬全体、また額へと引き上げることでスッキリとしたフェィシャルラインを作れます。