10月29日、30日の両日に開催された癒しフェア。
たくさんの出展者やセミナーがあり大盛況でしたね。
ですが、大勢の人の熱気で少〜し疲れてしまったのもまた事実です。
それを優しく癒してくれたのが、白岡三奈さんの有料セミナーでした。
花の妖精が舞い降りた! 癒しの白岡ワールド
「初披露! 誕生花フェアリーカード体験&クォーツフォン演奏花の瞑想会」の会場は、メイン会場の西3ホールから少し歩いた会議棟の一室。
静かな音楽が流れる会場は、先ほどまでの喧騒から、自分に引き戻してくれるようでした。
笑顔で登壇した白岡さん。
「今日、皆さん、電車とか疲れなかった?」と、
気取らない語り口で、参加者1人ひとりに親しみやすく話しかけてくれます。
「きっと、このセミナーを選んでくださった方って、繊細なエネルギーの人が多いんじゃないかと思うのね。だから、さっきまでの人混みとか、いろんなエネルギーが渦巻いている会場とか、疲れちゃったんじゃないかな? でも、これからは癒しの時間です。リラックスして、本来の自分に戻っていってくださいね」
何だかホッとさせられます。
ご自身をHSP(Highly Sensitive Personの略。とても感受性が強く、敏感な気質を持った人のこと)だと話す白岡さんだからこその言葉でしたが、会場の多くの参加者が大きく頷いていました。
まずは、白岡さんが誕生花フェアリーカード誕生までのいきさつを話します。
生まれ育った名古屋から、パワースポットとして有名な山梨県・八ヶ岳に移住した白岡さん。
八ヶ岳で木の下に座っていたときにふと降りてきたメッセージがきっかけだったと言います。
数秘をもとに誕生花セラピーが生まれたとき同様、
誕生花の妖精の誕生にも、宇宙からのなにか大きな力が介在しているように感じました。
「タロット、私も好きだけど、中には『死神』『吊るされた男』みたいな怖いカードもあるでしょう? でも、このフェアリーカードには怖いこともネガティブなことも不安もなくて、全部、愛と癒しのメッセージでできているんです」
次にアイスブレイクタイム。
「今から1分間、お隣さん同士で共通点を探してみてください」
短い制限時間に、慌てて隣の人とお互いのことを語り……1分後に周囲を見渡すと、どの人の表情も緊張がほぐれ明るくなっていました。
参加者同士がすっかり打ち解け、十分に場が温まったところで、
「じゃあね、みんなとお近づきになりたいので……」と、白岡さんがフェアリーカードを持って席を回り、参加者は1人ずつカードを引いていきます。
先ほどの1分間が奏功し、1人がカードを引くたびに、会場が盛り上がっていきます。
ジャンピングカードあり、最初から「引いて!」と主張するようなカードあり。
白岡さんの温かく優しい人柄に触れ、どの顔も笑顔です。
いよいよ白岡さんが私の席に近づいてきます。
少しドキドキしながらカードを引くと……出たのは「11」、きらめくような蓮の妖精さんでした。
実は、白岡さんの著書『誕生花セラピー』では、
私のフラワー数秘の誕生花は「11蓮」。
しかも「発芽」も「11蓮」。
なので……実は11が出るような気がしていたのですが、
その通りになりました。
誕生花の妖精たちのお披露目とカードの解説
全員がカードを引き終えたところで、壇上に戻った白岡さん。
「皆さんが今選ばれたカードが、〝今のあなたに必要なメッセージ〟なのです。順にお伝えしていきますね……」
「1番、ひまわりをひいた方?」
会場から手が挙がると、解説書を片手にした白岡さんは、
「今、この妖精さん見て、直感でどんな感じ?」と尋ねます。
そして、カードの妖精のディテールに隠されたたくさんのメッセージを紐解いていきます。
「……つまりは、今日から新たな一歩を踏み出そう・踏み出せるってことかな。みんなで予祝しましょう!」
会場は温かな拍手に包まれます。
こうして、2かすみ草、3ガーベラ、4クローバー、5チューリップ、6カーネーション、7カラー、8ダリア、9椿、11蓮、22胡蝶蘭、33虹の花 の順で、会場参加型の解説は続きました。
この日、引いた人がいちばん多かった「3ガーベラ」については、
今日この会場で引いた人が多いってことは、
ここにいるみんなのテーマってことでもあるよね。
カードのメッセージは
『笑顔になれないときもあるけど、必ず楽しいこともくるよ』ってことです。
それから『身体を動かす』『食生活を見直す』『迷ったら楽しい方を選ぶ』
みんな、楽しもう!
「あなたは愛されています」(6カーネーション)、
「1人の時間も大切に」(7カラー)、
「完璧じゃなくてもOK」(9椿)など、
ポジティブで愛と癒しに満ちた解説が続きます。
私が引いた「11蓮」のカードからのメッセージはこうでした。
あなたの直感力をサポートして、良い方向へ導いてくれるカードです。
瞬時に浮かんだことを否定しないこと。
直感は天からのギフトです。
そして、周りが暗ければ暗いほど、星は輝きます。
あなたの中に闇があったとしても、それを受け入れることで、あなたはより光り輝きます。
あなたにしか発せられない光を多くの人が必要としています。
何というか……とても救われた気がしました。
妖精の姿も、私は12人の妖精の中で蓮の妖精が一番好きだなぁ……と感じました。
クォーツフォンによる花の誘導瞑想で夢見心地に
参加者全員に花の妖精からのメッセージが伝えられたところで、
いよいよクォーツフォンによる花の誘導瞑想が始まりました。
ところでクォーツフォンとは……?
調べてみると、水晶を使った琴状の楽器で、1つひとつ職人の丁寧な手づくりによる希少なものなのだそう。
「水晶楽器の最高傑作」「神の音」などとも言われているそうです。
いったいどんな音なのでしょう?
「眠たくなったら寝ちゃってくださいね」
そう言って、白岡さんがクォーツフォンを奏で始めました。
生まれて初めて聞く音色。
高いところと繋がるような、包まれるような響きです。
「3回深呼吸をして、軽く目を閉じてください」
「目の前に大好きな花を思い浮かべてください」
心地よいクォーツフォンの音色と白岡さんの声に身を委ねます。
「本来の優しい、愛の魂に戻れます」
「大好きな花が『どんなあなたでも愛しているよ』と言ってくれています」
こんな言葉がしばらく続いたでしょうか。
静かな時間の流れの中で、エネルギーの乱れが整ったような印象です。
何とも言えない心地よい時間が流れ、リラックスしたところで、
「ゆっくり目を開けてください」との声。
ものすごく安らいだひと時でした。
最後にサプライズプレゼントまで
セミナーの最後には、白岡さんから参加者へのサプライズプレゼントが!
1人ひとりにランダムに手渡された誕生花カードと、鮮やかな一輪のガーベラです。
ガーベラ。
そう。この日、会場内で一番引いた人の多かったカードの花です。
こんな偶然? 必然? があることに、最後までワクワクが止まりませんでした。
今回のセミナーの案内には、
「愛と光の波動とともに、あなたの不必要なエネルギーを浄化し、本来のピュアなあなたになれるでしょう」とありましたが、
まさにこの言葉通りの時間を過ごすことができました。
参加者の満足度も高かったようで、書籍の販売やサインにも長い列が出来ていました。
白岡さんがつくる癒しの世界、本当に素敵でした。
ありがとうございました!!
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12月のTHERAPY WORLD Tokyo 2022でも、
白岡三奈さんのセミナーが開催されます。
大勢の人がいる環境で疲れてしまったら、
白岡さんの纏う花の妖精のような空気に触れるだけでも、
少女のような気持ちに戻れ、癒されるのではないかと思います。
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〔詳細情報〕
取材協力:白岡三奈
日程 : 2022年10月30日(日)
時間 : 15:45~16:45
開催地:東京ビッグサイト会議棟
費用:3,300円(税込)
体験者:セラピスト編集部 安福