10月28日に全国の書店で発売する「エステティック・ビューティーVol.2」。
今回の特集は「老化の五大原因に完全アプローチ! プロのエイジングケア徹底解明!!」です。
老化の五大原因の1つとして、活性酸素を除去するトリートメントを紹介しています。
東洋医学では、活性酸素のことを「邪」といい、邪が発生する理由をシステマティックに整理しています。
エステティックの国際ライセンスと共に鍼灸あん摩マッサージの資格を持つ大山招子さは、この邪を払う方法として、あらゆる施術メニューに融合可能な「さする」「タッピング」「なでる」という3つの技術を実践しています。
目からの情報が多い現代は、特に頭部に活性酸素が溜まりがちに。
長い行程ではなくても、やさしく『さする』ことで緊張をほぐし、いかに心をホッとさせるかが重要です。
写真は、頭に手ぬぐいを巻いて行う方法。手ぬぐいを使うのは、タオルよりも温度や感触が伝わりやすいため。正中線を意識して百会(ひゃくえ)の部分から片手ずつ前へさすります。
『タッピング』は拍動に合わせるように、非常にゆっくりとしたタッチでツボを意識して刺激。
写真は、鼻の横から目の下あたりに手を置いて、四白(しはく)のツボを意識しながら、トントントンとやさしくタッピングしているところ。
『なでる』は少し圧をかけて、浮いてきた毒素をリンパを意識して流していくイメージで行います。
写真は、顎を少し上げて顔を横向きにし、おでこの中心から耳門に向けてゆっくりと母指で圧を加えてなでます。固形バターに指を入れて自分の温度で溶かすような感覚で。
この3つの技術を様々なバリエーションで行いますが、いずれも各メニューに組み合わせて行うことが出来ます。