「オーソモレキュラー栄養療法」とは、細胞を構成し機能させる分子(栄養素)のバランスを「食事」や「サプリメント」「生活習慣の改善」によって整え、人が本来持つ治癒力にアプローチする食事療法です。近年、心療内科での需要も高く、その理由は、精神科医が統合失調症の治療から始めたことに起因しています。
オーソモレキュラー栄養療法は、無気力・イライラという心の〝2大不調〟に加え、女性特有の心の悩みにもアプローチすることができます。
第1特集では、オーソモレキュラー栄養療法の基礎知識の解説と、トリートメントや運動療法など、さまざまなセラピーと融合させて、クライアントの症状にアプローチしていく3つの事例を紹介します。