整体が今、改めて注目されています。人体の解剖生理学的な知識と、さまざまな民間療法技術が融合した「整体」は、セラピスト必修の〝究極の癒し〟と〝不調改善〟のシステムです！
本特集では、整体を「手技で全身を整えるメソッド」と定義付けし、どのようなメカニズムで、どう役立ち、セラピストがどのように活用することができるのかを紹介。オリジナルに昇華された整体技術を扱う4人の施術者が、その技術と理論を解説します。

【お詫びと訂正】
「セラピスト10月号」17頁に掲載しました渋谷和行さんの肩書きに誤りがありました。 「管理栄養士」は、正しくは「整体師」です。訂正するとともに読者、関係者の皆様にお詫び申し上げます。

ボディワークにはさまざまな種類がありますが、その多くは、クライアントの身体感覚を顕在化させて身体の感覚に気づかせたり、自律神経が整うことで身体を変化させたりします。こうした身体の変化は、感情〈エモーション〉、そして心〈マインド〉にも大きな気づきを与え、その気づきが次への行動を促してくれます。
第２特集では、クライアント自身が身体を動かすワークで、心身を統合するセッションであるボディワーク・ムーブメントにフォーカス。身体を動かすことで得た、さまざまな気づきを紹介しながら、ボディワーク・ムーブメントの実際を紹介します。

タイ政府保健省とタイ伝統代替医療開発局（DTAM）が主催する、東南アジア最大級のハーブの祭典「タイハーバルエキスポ２０２４」（以下、ハーバルエキスポ）。21回目を迎えた今年は「タイマッサージ、タイスパ、タイハーブを世界の舞台へ」をテーマに、７月３日から５日間、ノンタブリ県のインパクト展示コンベンションセンターで開催されました。2005年にタイでの学びをはじめ、タイ伝統医学に基づく産後ケア「ユーファイ」を実践している梶智穂さんがレポートします。